もう11月ですね。

あたしの学生生活も、半年を切りました。

 

不思議な気持ちです。

ほんとに大人になっていく。

でも、嫌ではないんですよね。

というかなんか、早すぎるかもしれないけど、

中学生とか高校生とか、年下の子たちと会うと、

ほんとにあ~頑張ってるなぁって思って、頑張れ!!って思う。

大丈夫だよ、時間は経つからね、精一杯悩んでね、って。

でもあの頃は、見えてるものが世界の全てだったし、

なかなかそれを信じ切れなかったからなぁ。

だから応援したいなって思うんですよね。

 

高校の文化祭に行ったときに、後輩たちの吹奏楽部の演奏を聞いて、

なんでか泣けてきて。

多分これは、昔の自分と重ねてることに気付きました。

毎日毎日自分の技術が目に見えて悲しくなるけど、

うまく演奏出来たらなによりも嬉しくて、

みんなと音を楽しめたら最高に気持ちよくて、

でも大変だった。でもやりたかった。でも、やっぱり、部活はすごく楽しかった!

みんな頑張れ頑張れ。

 

 

こんなこと言ってても、今だって、目の前の世界にいっぱいいっぱいなんですけどね。

ほんとに、頭の中たくさん真っ白になってた。

多分、いわゆる、「いじめ」に近いことだったのかな?

食堂にいるとき、彼女に似た服装の人を見かけるだけでぞくっとした。

似た声が聞こえただけで、ウォークマンの音量を大きくした。

本当に彼女を見かけたときは、すごく苦しくて、彼女に言われた言葉が頭の中に降ってきた。

めちゃくちゃ、きつかった。

でも、あたしは、「きつい」っていう今に、浸りすぎてたと思う。

なんだろう、やっぱり頼れるのは自分自身なんですよね。

もう22歳になって、一応いろんな経験してきて、気持ち積み重ねてきて、

何をそんなに卑屈になってしまったのか、後悔しました。

 

誰にも頼っちゃいけないわけじゃない、

だけど、誰かを頼ったとして、そこから生まれた言葉や優しさを、

ちゃんと「信じる」ことが出来るのは、あたしだけで、自分次第だった。

それをしてこれなかったから、

大切な人を傷つけて、苦しませた。

 

でも、うん、本当に、あたし、周り見えなくなるくらい、

冷静になれないくらい、悲しかったです。

悲しくて、悲しくて、悲しくて、悲しかった。

もうそれ以上もそれ以下もないです。

悲しい以外、言い尽くせなくて。

 

でも悲しいのは、あたしだけじゃなかったのに。

それに気付けないくらい悲しかったのかもしれないけど、

少し傷が癒えた今、ちゃんと振り返っていたいなって思う。

 

 

 

 

人生は一度だけですよね。

全部が今につながっているんですよね。

中学生のあたしがいたから、高校生のあたしがいたから、

ずーっと全部つながって、一度の人生が作られてきてる。

 

失敗もしてきたし、多分これからもする。

それでもやり直せるってよく言いますよね、

一度だけなのにやり直せるんだろうかって思うけど、

多分それは失敗も今につながってるからなんだよね。

やり直す時間も、その労力も、時間を巻き戻すわけじゃなくて、

なんかうまくいえないんですけど、

それも全部一度の人生に必要なもの、なんだよね。

だからやり直せるっていうのも、間違っては無いんですよね。

 

 

最近観てるドラマで、素敵な台詞があるんですよ。

「人はかなしみの中では生きていけるけど、くるしみの中では生きていけない」。

ほんとにそうですよね。

 

 

あーもう。

何を言いたかったのか。

 

とにかく、いろいろあって、今ちょっと落ち着いて、

でも大切な人を傷つけちゃって、

やっぱり今も結構つらかったりしたりします。

 

これも人生ですね。

頑張れ頑張れ。

あたし頑張れ。

 

 

 

 

*離れ離れになる前にもう少しだけ 素直になれたら

もっといっぱいの ごめんねも、ありがとうも言えたのに

今頃になってあふれだす思いが今 涙に変わるよ ほら

ほら 心の曇りもぬぐって 言葉をつなげて

 

…未来への帰り道

コブクロ