こんにちは。


ただ今は、1月3日の午前中です。


つい先ほどまで、小学四年生の娘が書き初めをしていました。冬休みの宿題のようです。

お題は
「大地の風」
となっていました。



さて、悪戦苦闘しながらも書き終えた娘がこう言いました。

「おとうさんも、書いてみたら?」



私は抵抗しました。

「京都で作られた筆でしか書かないよ。」とか、「中国製の墨と硯でないと、腕を振るうことはできない。」


しかし相手にされず、「どーでもいいから、書いて。」と言われましたので、何十年ぶりかで筆を持ちました。




ダイニングルーム内の、食事の際に使う椅子に正座し、テーブル上の和紙と向き合いました。(正座は必須です。)




そして。

ある時は、和紙に寄り添いながら。
ある時は、和紙と闘いながら。

一気に。
あるいは、悠久の流れに身を任せるように、ゆったりと。


書き終えました。





思い返せば、40年以上前のこと。

私は確かに、書道教室に通っていました。


【初段】まで昇り詰めました。




それが、上の字です。


当時の書道の先生がご覧になったら、嘆き悲しむことでしょう・・・。