こんにちは。


今は、1023日の22:00を過ぎたところです。



本日は、小学四年生の娘が体調不良でした(まだ良くなってません)ので、仕事を休みました。




さて、娘を診てもらうべく近所のかかりつけ医院へ行った際のことです。


娘と私とで待合室にいると、3〜4歳ぐらいの女の子を連れたママがやってきました。


(ママの年齢は・・・どうでしょうか、30歳前後とお見受けしました。)



ところで、その女の子は医院に着いたときから泣いていました。もちろん、体調が悪いからというのもあるのでしょうが、泣き続ける理由は他にもあるようでした。


というのも、女の子とママが、私たちのすぐ後ろに座ったので、聞くともなしに声が聞こえてきたのですが・・・。


ママは、こんな言葉を繰り返していました。


「やかましい」

「静かにして」

「熱もないのに、なに泣いてるの」

「他の子は誰も泣いてない」

「うるさいって、ほんとにもう」

「やめて」



また、女の子の体重を計る為に看護師さんが体重計を持ってきたときには、手伝うことなく「早く乗りなさい」でした。




そのママの声のトーンを伝えられないのが歯がゆいですが、私が受けた印象では、言われる側(女の子)の立場にはなっていないことは、100%明白でした。



私の娘は、女の子とママの様子が気になるらしく、ちらちらと後ろを振り返っていました。


私は私で、ムカムカしていました。



ムカムカするだけで何も言えないのが情けなかったです。



でも、私が愛読している「天切り松」に登場する『寅兄ィ』なら、きっと、ずばっとこう言うのではないでしょうか。




おぅおぅ奥さん。さっきから黙って聞いてりゃあ、なんてひどいこと言いやがる。あんたそれでも人の親か。

いいかやい、この可哀想な子は俺っちが預かることにする。あんたは、ちゃんとした母親になるまで、この子の前に姿を現わすんじゃねぇぜ、わかったか。

わかったなら、四の五の言わずに、とっとと消え失せやがれ。あばよ。






ということで。


「天切り松」を、まだ読んだことのない方は、是が非でも読んでみてください。



今を生きる人たちが最も大切にすべきものが、いっぱい詰まっています!