こんにちは。
ビールの美味しい季節がやってきました。というか、年中美味しいですけど・・・。
ということで今回は、「今もあの店があったら、ビールにピッタリなんだけどなあ」というお店について、書いてみたいと思います。
早速始めます。
私がまだ子どもの頃、我が家では、ちょくちょく中華料理の出前を頼みました。よく食べていた記憶があります。恐らく、月に二、三回は、その出前を頼んでいたんだろうと思います。
お店の名は「タイショウエン」でした。漢字にすると「太昌園」だったような気がしますが、違っているかもしれません。
出前で頼む品は大抵決まっていました。
・餃子
・豚肉の天ぷら
,八宝菜
です。
それぞれ、二、三人前を注文して、家族四人で、がっつくというパターンでした。
今の私なら、肉の天ぷらは醤油系で食べますが、その頃はソースで食べていたと思います。
高校生ともなると、一丁前にビールを飲みながら、餃子や天ぷらを食べていました。
そして、シメは、ご飯に八宝菜をぶっかけて、ワシワシと食べ進む!という至福の結末で夜を終えるというのが黄金の流れでした。
しかし。
ある時、その「タイショウエン」の大将が、病気で急逝してしまいました。(多分、私が二十歳になるかならないかのころだったと思います。)
その頃の大将は、お子さんの年齢から考えても、働きざかりの四十代だった筈です。
大将を失った「タイショウエン」さんは、とりあえずは出前をやめて、来店客のみを相手に、残された奥さんが切り盛りするようになりましたが・・・。
長続きはしませんでした。
ということで、それっきり、大好きだった餃子や八宝菜たちを味わうことができていません。
ちなみに、我が家が出前を頼む時は、前述したメニューが主たるものでしたが、ときおり、鶏の唐揚げを頼むこともありました。
その唐揚げが、また美味しかった!!
もちろん、子どもの頃の思い出が美化されることは、十分に承知しているつもりです。それでもなお、「タイショウエン」の味は、私がこれまでに食べた中華料理の中で、ワン・オブ・ザ・ベストのままです。
もう一度、食べたいなぁ。
(久しぶりに実家に帰った時などに、その「タイショウエン」があった場所を通ることがあるのですが、当時の名残は全くありません・・・。)
ところで、「出前」という言葉も、すっかり聞く機会が減ってしまいました。
寿司の出前
蕎麦の出前
ラーメンの出前
カツ丼の出前
など、あらためて書き出してみると、風情がありますね。
「デリバリー」や「宅配」には、侘び寂びがありません!!