こんにちは。
音楽について、少し・・・。
山下達郎氏の『メロディーズ』というアルバムがあります。1983年に発表されたとのことですので、達郎氏が30歳の時の作品です。
私は、山下達郎氏より16歳年下ですので、『メロディーズ』を聴いていたのは、中学生の頃ということになります。
あやふやな記憶ですが、『メロディーズ』は、レンタルレコード店で借りてきて、カセットテープに吹き込んだ(録音した)のだと思います。
ちなみに、『BIG WAVE』もカセットテープで聴いていました。そして、『ポケット・ミュージック』はレコードを買いました。
それはさておき、『メロディーズ』についてです。
後に超ロングセラーとなる「クリスマスイブ」が収録されていることもあり、ある程度は聴いていましたが、私にとってのヘビーローテションではありませんでした。
中学〜高校時代の私にとっては、佐野元春氏や杉真理さんの方がとっつきやすく、山下達郎さんは、のめり込むほどではないアーティストでした。
しかし、人間は、歳月を経ると変わるものです。
何十年ぶりかで聴き直した『メロディーズ』が、今の私には、とてもしっくりきています。
それは、当時の山下達郎に、ようやく私が追いついた、ということなのかもしれません。
さて、先述しましたが、『メロディーズ』を発表した時、山下達郎氏は30歳です。
30歳にして、あんな作品を創り出す達郎氏とは、一体何者なのでしょうか。
また、30歳の時に創り出された作品を、ようやく理解できるようになった私の年齢が、50歳であるというのは、どういうことなのでしょうか。
ところで、私は最近の山下達郎氏の作品が、あまり好みではありません。(達郎ファンのみなさん、ごめんなさい。達郎氏のラジオ番組は大好きです。)
ただ、私が『メロディーズ』を好きになるのに、発表から35年以上要したということは・・・
ひょっとすると、最近の達郎氏の作品も、35年後ぐらいに、大好きになっているかもしれません。
私は、85歳になっても、達郎氏をはじめとするポップ・ミュージックを聴いているのでしょうか。
それとも、天国の扉を開けて、天上の世界で、ダラダラとビールでも飲んでいるのかなぁ。
もちろん、
天国に行ければ、の話ですけどね(^_-)