こんにちは。
今日は妻の誕生日です。
家族四人でのちょっとした外食と、家でのケーキ食べは、昨夜に行いました。
今日は、朝起きた後に、小学三年の娘が「おかあさんのために、お花を買いにいこう」と言ってきたので、午前中に二人で出かけました。
行ったのは、近所の小さな花屋さんです。
ところで、その花屋さんには、私一人でも何度か行ったことがあります。
他の花屋さんへ行く時もそうですが、一人で行く場合は、やや緊張します。
花のことはよく知らないし、値段がついてないから、「これください」って言った後にすごく高かったらどうしよう、とかの理由で平常心を失います。
また、小さい店であるがゆえに、店員さんが至近距離にいます。
そして、店内は静かです。
「オレが花を知らないこと、バレてるだろうなぁ」などと考えだしてしまって、もうダメです。
私は、知らず知らずのうちに汗をかきだしながら、「これは、きっと高くないだろう」と目星をつけた花を指差して、ボソボソと「これください」と言うことになります。
で、案の定、安かったはいいのですが、あまりに安いと、今度は包装してもらうのが申し訳なくなってきて、「これっぽっちの買い物でスミマセン」と思ってしまい、またしても平常心を失いながら、支払いを済ます、というなんとも締まらない買い物になります。
かつては、近所に大きなフラワーショップがありました。
そこだと、値段が分かるようになっていたし、店員の人たちも遠くにいたので、安心して選べたんですけどね・・・。
さて、話は戻りますが、娘と二人で花屋さんに入りました。店内は、いつも通り静かです。
私は娘に「好きなの選んでいいよ。でもあまり高いと、『ダメ』と言うかも。」などと伝えました。
しばらく考えていた娘は、ある程度決めたようで、「これと、これと・・・」と言い出したのですが、その声がなぜかヒソヒソ声なんです。
やっぱり、周りが静かすぎると、人はそうなってしまうのでしょうか。
結局は、お店の人を呼んで値段を聞きつつ、3種類の花を選びました。
ただ、選んで決めるまでの間、娘は「お父さんも考えてよ」と言い、私は「いやいや、✳︎✳︎ちゃんの好きなのにしやあ」などと、互いに相手に責任を持たせようとし、そして、どういうわけか、二人とも少し焦りながら、900円のお買い物をしたのでした。