こんにちは。
先月に、遅まきながら、ジョン・レノンの『イマジン(アルティメイト・コレクション)』を買いました。
今も、聴きながら、このブログを書いています。
思い返すと、アルバム『イマジン』を初めて聴いたのは、恐らく高校生のときだったと思います。
きっと、近所の貸しレコード店からLPを借りてきて、それをカセットテープに吹き込んで(録音して)、聴いていたのだと思います。
ただ、当時の印象としては、「聴きにくい曲が多いなあ」と感じていたのも確かです。
耳あたりの良い曲もあるにはありますが、ジョン・レノン特有のヘヴィで毒のある曲も多いですもんね。
ところが、今回聴いてみて、高校生のときには苦手だった曲たちにも、言い様のない味があると感じられる自分に気づきました。
ジョン・レノンの曲に対して「味がある」なんて言うのは、失礼千万なのですが、とにかく、リズム、演奏、声、雰囲気など何もかもが、最高です。
十代から二十代の頃には分からなかった良さが、ようやく分かるようになって、「オレも大人になったなぁ」と、感慨に耽りながら飲むビールの美味しさといったらありません。
それにしても、『イマジン』のクレジットを見ると、
ジョン・レノン
ジョージ・ハリスン
ジム・ケルトナー
ニッキー・ホプキンス
クラウス・フォアマン
アラン・ホワイト
キング・カーティス
ジム・ゴードン
・・・などなど、ロックの巨人ばかりじゃないですか!!!
もしも私が、そのスタジオに居合わせることができたなら、即座に昇天したことでしょう。
ところで、一昨年にも「オレも大人になったなぁ」と思えた瞬間がありました。
どんな時かと言いますと、自分名義の『ユニコカード(アピタ・ピアゴの電子マネー)』を持った時のことです。
そして、初めてポイントが還元された時には、「これで社会の一員になれた」と実感したものです。
しかし、そんなユニコカードも、間もなくサービス終了とのこと。
せっかく大人になれたのに!
