看護師から部屋に呼ばれて入院の説明を受けた。

入院中のスケジュールみたいなのを基に説明されて、ああ本当に入院するんだ、と思った。

全身麻酔だし、尿の管入れられるし、胸腔ドレーン…?

胸腔ドレーンは肺の手術じゃないから無いかもしれません。と言われてホッとした。

そして、入院までにコーチ2で呼吸の練習をしろとのことだった。その前に、術前検査の結果で、肺活量?が平均の8割になってるよと医師から言われていた。サッカーもしてるのに何故?と思ったが、腫瘍の痛みのせいなのも少しはあったのかも?


最後に、今飲んでいる薬を聞かれた。

すると…


「この薬飲んでると休薬期間が必要かもしれません。先生に確認するのでお待ちいただけますか?」


わーお。ピンチ。


しばらく待って医師から呼び出しがあった。


「そうなんですね〜。休薬期間が必要なんですよね〜。手術は年明けですね。さて、いつにしましょう」


年内手術の夢があっさり終わった。

年明けに手術すると、退院してすぐに働けるわけないので欠勤不可避だった。


そんなこんなで年明けの日程を決めて、次回はPET-CTを受けることになった。一通り検査は受けてるので念のためって感じだった。まあこの検査で引っかかるのはアウトでしょって感じだけど…。


その後は、欠勤のことがどうしても気になったので、がん相談支援センターみたいなところに行った。ちょうど予約が空いてて、すぐに受けられた。


有給無くなるので欠勤になるんですけど!と相談してみた。

そうすると、いま加入している健康保険だと給金制度があることを教えてもらえた。あっ、そんなのあったんだと分かったので聞いた意味があった。


ちなみに支援員の方はWEBでデスモイドを調べていた。給付金の説明をされた時に別タブに表示されていたので、この病気ってやっぱり珍しいんですか?と聞いてみた。

「何聞かれるか分からないから調べました。でもまあこの病気の方もいますよ」

とのことだった。母数は決して多くないだろうけど、やっぱりデスモイド患者はちゃんといるよな、と確認が取れて少し安心した。


そんなこんなで朝から夕方まで病院で終わった1日だった。