夕方近くにフジテレビにて第18回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品
『罪と罰 娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父』を鑑賞
犯罪被害者側から見た死刑制度に論点が行くのですが“死んで償う”ことなんて出来ないのではないかと考えさせられてしまう、被害者遺族の心境は想像できない圧倒的な、怒りでもない、憎しみすら超越した感情が伺えた、ただ、容疑者を死刑にしてその感情が治まるのか、この番組の「犯罪被害者の気持ち」の視点を前提にしている以上何も言い返すことが出来ない。
極刑を望む署名を集めるが署名した方達は果たしてその署名の意味が分かっているのか、人の死が関わっている事に実感が沸かないで軽い気持ちで署名をしたところでそれは何も意義が無いこと、もしくは“正義を振りかざす”方向が間違えているのではないのか、あくまでも対象は犯罪者ではなく司法と位置づけしてそこで主張するべきではないかと感じる。
そして、“死を恐れない”犯罪者もいる、完全自殺マニュアルじゃないですが“デカい一発はこない”という憂鬱な世界に自分を見失い屈折な感情で“殺人”という方法でしか自己を表現できない叱れ者もいる
、惨忍で卑劣で被害者をリンチして加害者は死刑といういわば“自殺装置”であっけなく、一瞬で死んでしまう、これでは極刑を求める被害者遺族が納得できないのではないのでしょうか、心境が晴れたのならそれもどうかと思います。
複雑な社会、極刑である死刑の抑止効果はもはや意味をなさないのではないかと感じました。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/18th/09-258.html