原発事故の恐ろしさをまざまざと見せつけられた今回の地震
素人であるし、比喩として相応しいかどうか判らないが
まるで、足を骨折したがために心臓まで止まりかけているかのよう
しかも己だけでなく、たくさんの害をまき散らそうとしている
文明は発達するもの
いまの時代にあって最も効率の良いエネルギーが
電力であることは誰もが認めること
必要であることもまた否めない
しかし、ここまで危険なものを抱えているなら
全身を失っても心臓だけは止めてはならない
そういう構造が実現して初めて安全と言えるのではないだろうか
それともこれで充分安全と言うのなら
どうぞ議事堂の真下の地中深く穴掘って、そこに原発を建設すればいい
なんなら周り当番で見回りもすればいい
少しは眠気も醒めるはず
批判はさておき
今日、こんな記事をみつけた(引用させていただきます)
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201103160089.html?ref=rss
「沖へ」「陸へ」漁師の生死分けた一瞬の判断 大船渡
ー前省略ー
吉浜湾内で操業中だった漁師の大半は難を逃れた。命を守ったのは、一瞬の判断だった。
ー中略ー
船上には、妻の久美さん(54)、次男の紘治さん(26)もいた。柏崎さんは作業を中断し、沖へ急いだ。水深約70メートル地点で停泊。津波が押し寄せたのは約15分後だった。「水面の上昇に合わせて船全体が浮き上がっただけ。全く揺れなかった」
道下孝人さん(47)と父の芳男さん(76)が乗っていた3トンの漁船も地震で大きく揺れた。孝人さんの頭をよぎったのは、昔から聞かされていた知恵だ。「水深の深い沖なら津波は高くならない」
芳男さんも、先輩漁師から「昭和8(1933)年の三陸大津波で、沖に出て助かった」と聞いたことがあった。
ー以下省略ー
新たな原発のヒントをここに見たような気がする