錬金術 | 赤いチンクェチェントが見た風景

赤いチンクェチェントが見た風景

日々のつれづれを自由気ままにつづります。

朝のこと

雪の笠をかむった山ぼうず


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夕のこと

山ぼうずの寒さを気遣って

沈みゆく陽が魔法を使った



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その錬金術にかかった粒粒は

無数の糸となり

えも言われぬ美しい衣を紡いで

山肌を覆った



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