inter BEE 2008
幕張で行なわれた 放送機器見本市 interBEE2008 を見学して来ました。
私もデザインとして、関わらせていただいた製品の批評や、
競合他社のラインナップのチェックも含めてです。
今回、係わらせて頂いた新製品は、キー局でも十分使える機能と信頼性を持った、
高性能デジタルポータブル音響卓です。
可搬性・堅牢さ・コストパフォーマンス・信頼と高機能は当然、
デザイン設計的に苦労したのは、重量の問題でした。
電気部品や、丈夫にするためのガードなど、イロイロな問題が
相反する特性を持つため、どう調整するかでした。
クライアントメーカーを中心に、デザインや機構設計のブレーンと
素材や作り方など、試行錯誤を繰り返し、出来上がったのがこの卓です。
(左)評価も上々のようでした。
(右)ハードカバーについても、強度と素材について、最後まで試行錯誤でした。
素材や塗料についても、環境対策が講じられています。
その他、これまで係わらせていただいた、いくつかの製品も継続していました。
当然、このような機器はデザインの良し悪しが直接、販売に結びつく物ではありませんが、
トータルとして評価され続けていることは、係わった者の一人として、とても嬉しく思います。
これに甘んじず、これからもより良いモノづくりに携われるよう、精進して行きたいと考えます。
その他イロイロ・・・ (競合品のコメントはNGです)
無指向性スピーカー 各社面白いカタチを出します。最近まで目立っていたのは、鼓型のタイプでしょうか。
これは、、、 6~7年前に、初期型のデザインに係わらせて頂いた、
AV4の改良量産型ですね!?
初期型はそれこそロボチックにまとめましたが、
相反して、キレイなカタチになっていますね。