江戸商人の育成を語る言葉として、次のような言葉があります。
「三つの心、六つの躾、九つ言葉、十二文、十五理で末きまる」というものです。
三歳までは心の教育をしました。六歳までには箸の使い方らか始まって、「傘かしげ」や「肩ひき」など、日常的
な躾を繰り返し行いました。
九歳までにお客様との会話を覚え、十二歳では請求書や苦情処理まで書けるようになっていました。そして十
五歳では者の道理を理解するよう努め、商人として一人前になっちったのです。
現代の職場でも、社員が「お客様に満足してもらえるよう成長を図る」という点では同じなのです。その時その
場面での経験を得て、一つひとつの事柄を学んでいく積み重ねが、一人前と呼べる職場人をつくります。
そのためには、当人が「一人前の仕事をするんだ」という確かな思いが必要です。周囲から認められるよう、自
分を磨く意思があって初めて向上があります。自己のレベル向上に王道はありません。苦労を重ねて道を歩ん
でいきましょう。
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