腕を磨くには… | 広島のグラフィック&Webデザイン 販促と笑顔のお役に立ちます 阿瀬川デザイン ハッピーデザイニング

腕を磨くには…

私がこの世界に入ろうと思った
予備校生の頃、読んだ、
イラストレーター・河原淳さんの本に書いてあった話です。


「腕を磨くにはどうしたらいいか…」と問われて


「まず洗面所に行って、水と石鹸でしっかり磨いて… 」


と答えるのだそうです。(笑)


ここだけ抜き出すと
ちょっとふざけて嫌みな感じにとれるかもしれませんが、
河原淳さんはとてもユーモアのある方で
決して皮肉やふざけて言っているわけではないのです。


手を洗うのは本当に大事なことだと、思います。

私も仕事前には、たいてい手をきれいに洗います。


昔はのりやピンセットで写植を貼ったり、
ペンで書いたりして版下を作っていましたから
実際に、手が汚れていると、
版下が汚れて問題が起きてしまいます。


今はパソコンなのでそういうことはありませんが、
やはり、手を洗うことで、
仕事に向かう気持ちというのは、
違ってくるような気がします。


河原さんは、そういうことを言っていたのだと思います。


私が美大生の頃、そして最初の会社に入った頃…

イラストレーターとして、
横尾忠則さんや宇野亜喜良さん、
伊坂芳太郎さんらがすごくカッコよかったし、

タイプは違いますが、
長沢節さんの
「セツ・モード・セミナー」にもあこがれました。

あの独特の細身の女の子のイラスト。
クロッキーの線のカッコ良さ。

私は「セツ・モード・セミナー」に
学ぶことはありませんでしたが
(入れるほどイラストが上手でもなかったし…)

でも、あのイラストにあこがれて、
目黒の鷹美という美術研究所に、
日曜ごとに開催されるクロッキー会に行って
描いていました。

河原淳さんはセツの番頭格の方ですが、
御大の長沢節さんは1999年に、
河原淳さんも2006年に亡くなられました。

自分にとっては一つの大きな時代でした。


※画像は、長沢節さん著
『長沢節 伝説のファッション・イラストレーター』より

$グラフィックデザインで販促と笑顔のお役に立ちます 阿瀬川デザイン ハッピーデザイニング