
今年も、Good Design Awordの発表がありました。
2011年度グッドデザイン賞の大賞に選ばれた作品は、
本田技研工業の開発した、「通行実績情報マップ」でした。

東日本大震災のときに公開された「通行実績情報マップ」。
被災地域でのスムーズな移動を支援する目的で、
同社のカーナビ「インターナビ」会員の車両から収集した走行実績データを
活用した通行実績情報を震災翌日の3月12日から公開したんですね。
さらにこの情報を活用した地図を、Googleや、Yahoo! JAPANなどのマップサービスへも
情報の提供を行うなど、社会における情報の有効利用のあり方を示す創造的な試みとして
すばらしい功績を残したんですね。
今年は、東日本大震災という大きな出来事が起きて、日本人全体の意識も変化した
節目の年になったのかなぁと感じます。
大震災の翌日から公開したこのシステムで、たくさんの人達の役に立ったことを考えると
文句なしの受賞ですね。
Good Design Aword 2011 大賞