今回紹介する書籍は、デザインについての、今後の展望という
内容のものです。

デザイン設計屋さん 開店2年目!-デザイン書籍
デザイン業界はこれからどうなるのか

この書籍は、エディトリアルデザイン
(editorial design)業界の内容で、
私の専門のプロダクトデザインとは、少し違うので、
内容も、ずばりという内容ではなかったのですが、
この書籍のタイトルにもあるようには、私も今後のデザイン業界については、
どのような流れになっていくのか、興味深いところではありますね。

本書の中で、デザイナーにとってのリスクマネジメントについて
書かれていました。

↓以下、抜粋
「特定クライアントへの依存度が高い、一本足状態からの脱却から
這い出すには、新規のクライアントを埋め込んでいくしかない。
アイデアやひらめきが重視される仕事であることから、
デザイナーの労務管理には、冗長で非効率な部分がある。
こうした部分をつぶしていくのである。
デザイン業も製造業の一種であるから、生産性向上運動に
目覚めるべきではないだろうか?

同感ですね。
デザインや設計という仕事は、製造業とは全く違う考え方のものだと
思われがちだと思いますが、実は、共通点も多くあり、
製造ラインでの、1分1秒をどれだけ短縮して、生産効率を上げるか?

みたいな努力も、デザイナーたちや、会社組織として、
効率化に取り組む必要もあると思います。

ただし、考え、発想する部分には、十分に時間をかけたいと
思う気持ちもありますね。

しかし、どのようなデザイン案件でも、クライアントさまの条件下での仕事ですので、
その条件内で、最大限のパフォーマンスでアウトプットできる
業務推進システムの構築が求められているわけですね。

私の会社でも、日々、効率化と品質向上に取り組んでいます。