以前、社内デザインレビューしていたときのことですが、
個々の感覚や、物事の考え方って、いろいろあるなぁーと感じました。

レビューでは、1人のデザイナーが、デザインスケッチを出し、それを
2人が確認していました。

そのうちの1人が私で、あとの二人は、一緒にクライアントと打合せをしていました。

このデザイン案件は、私以外の2人が、同じレベルで内容を
把握しているはずですね。(一緒に打合せに行っているわけですから)

私は、この2人から、説明を受け、デザインレビューに臨んでいます。

こんな状況でのレビューだったわけですが、
私が、デザインについて疑問を投げかけると、2人が、違う見解なんです。

打合せで、同じ場に居た2人が、若干違う考えでその内容に取り組んでいたんですね。

これは、ちょっと恐ろしい感覚になりました。
そこで、みんなで、どんどんその内容について、意見を出し合って、
かなりの時間をかけて、全員の意見をまとめ上げました。
まぁ、これが、レビューする意義なんですがね。

同じ言葉で、同じ人から説明を聞いていたとしても、
受け取る側の「取り方」が違うと、そこに見解のずれが生じるわけです。

元々その人が持っている価値観や考えを元に、
その事柄について、判断するのでそのようなわずかなずれが発生するんですね。

これは、ある程度しかたがないことですし、
この事が、よい結果を生むこともあります。

いずれにしましても、レビューの大切さをつくづく感じました。

今後も、生きたレビューをやるぞーー!