今日は、皆既日食の日でしたね!
でも、私は仕事をしていたので、全くわかりませんでした。
今日、家に帰ってニュースを見たいと思います。

ちなみに、月は、元々地球の一部なんですよ。知ってました?
昔、原始の地球に巨大な隕石がぶつかって、この2つの星が、
融合したんです。で、衝突の衝撃によって、周辺に飛び散った
隕石の破片が、集まって、月になったというわけです。
月と地球は、一心同体なんですね。
バロムワンみたいです。(お若い方は知らないでしょうね)

さて、本日は、久々に書籍の感想を書きたいと思います。

本日紹介するのは、脳科学者の茂木健一郎さんの
「脳を活かす仕事術」という本です。

この本には、仕事をする上での様々な、工夫や考え方などを
紹介しながら、それが、脳にとってどのように作用しているのかも
解説してくれている非常に分かりやすくて面白い内容でした。

本書の中で、デザインについての記述がありました。
アイデアを、数点の中から選ぶという概念ではなく、
1つのアイデアを、生き物と捉え、「育てていく」という考え方を提唱していました。

仕上がったデザインを、さらにブラッシュアップさせるため、一度そのデザインを
目の付く場所に留めておきながら、全く違う仕事を行うと、自分の中の「無意識」が、
そのデザインを、いろんな角度から認識し、自分の中にある、
そのデザインの気になる部分を浮かび上がらせてくれる。
という事なんです。
この方法は、早速今度のデザインで、試そうと思います。

この無意識というのは、脳の中で、物事を並列に処理できるらしいのです。
意識的な作業下では、脳は、直列処理しかできないので、
無意識下で、脳に並列処理をさせて、デザインの良し悪しを判断させる方法というわけです。

なんか、CPUのデュアルコアみたいな感じですね。

それから、「小さなイノベーションを積み重ねていく」という項では、
社会の中で、革新的なことを形にする「イノベーター」になって、
新たな需要を生み出す方法を模索するべきだ。と書かれていました。

革新(イノベーション)は、いろんなトライ&エラーからしか生まれない。、
このフレーズには、とても共感しました。
小さな革新の例として、定期的に職場に花瓶と一輪の花を飾るのも
立派な改革である。と述べられています。
私も、色んな会社のシステムやきまりなどを決めていますが、
これが、改革だ!とは、感じていませんでした。
これからは、少しこの考えを踏まえて色んなことに取り組んで
みようと思いました。

小さな革新を続けていくことが、需要を生み出す変革への第1歩なんだと
認識することが、重要なんですね。

ここに紹介したのは、ほんの1例です。
すぐに実践できることばかりで、とてもためになる1冊でした。

↓本日紹介の書籍です。
脳を活かす仕事術