今日は、この本についての感想です。

クラウドソーシング

デザイン設計屋さん 開店2年目!

私は、以前からクラウドソーシングに興味があり、この本を書店で見つけたときは、
速攻で購入してしまいました。

ただ、残念なのは、またしても翻訳本であること(以前のブログに書きましたが、翻訳本は好きではないんです)
この本も、「あの法則」で書かれていました。
まぁ、それはさておき・・

クラウドソーシングの良さや悪さなど、かなりいろんな案件を例に挙げて解説してくれています。
全て実話ですので、とてもためになる内容となっていました。

その中で、「どんどん自分たちをさらけ出そう」という内容がありました。
現在では、当たり前のアマゾンのカスタマーレビューの導入の話です。
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、自社で顧客の販売状況など、どんなものがどれだけ売れたかという
データを内部で所持し、内部的に活用するに留まっていたものを、一般公開して活用する方法を
思いついたわけです。最初は、社内の役員たちにも反対されたようです。
しかし、さすがアマゾン創業者ですね。満場一致とはいかなかったようですが、
なんとか、上層部の人たちを説得し、実行してしまったわけです。(すごい!)
これが、今では当たり前の誰もが知っているシステムにまで、なったわけですね。
自社で持つデータを、公開し、ネット上でたくさんの人によって内容を追加してもらい、
皆が、役立つデータベースに仕上がる!

この圧倒的パワーに、私はとても関心があるのです。
私の会社でも、そんな大それた構想を掲げて、その大きな目的に向かって
クラウドソーシングを進めようとしています。

構想内容については、また今度ブログで書きたいと思います。