連日の報道で、多くの方々は飲酒運転が増えている、減っていないと感じているようです。 確かに、これだけ報道されても飲酒運転をしている人達に対しては呆れてしまうのですが、本当に飲酒運転は増えているのでしょうか? 減っていないのでしょうか?
これは、過去10年の飲酒運転による死亡事故件数を集計したものです。
飲酒運転による死亡事故件数は、この10年で半減していることが分かります。 これが十分な成果であるか、まだまだ対策が必要なのか、意見が分かれるところだと思います。 ただ、10年間で半減したことを大いに評価すべき成果であることは間違いありません。 そして、残りの半分をなくすためには今までと同じ方向性で良いのか、それとも他の対策が必要であるか検討しなければなりません。
単純に解釈すると、
減った半分 = 飲酒運転しなくても良かった人達による事故。 厳罰化による意識改革が奏功した。
残った半分 = どうしても飲酒運転してしまう人達。 交通手段がない、アルコール中毒といった理由が考えられる。
となるような気がします。
残った半分のうち、20%くらいは「指名ドライバー」でなくせないですかね???
