飲酒運転の取締強化が進み、お酒を提供した飲食店けの経営者が逮捕される事件が続発しています。 飲酒運転は「極悪非道」という風潮の中、敢えて反論を展開しているブログがあったので紹介させていただきます。
ブログ名: 店主の独り言
記事名: 日本の法律の馬鹿さ加減
今の風潮のなかで、このような意見がでてくることは、とても貴重です。
もしもこの意見が間違っていたとしても、こういった意見から問題解決の糸口が見つかることは少なくないからです。
酒気帯びを取り締まる警官が確保できるのであれば、飲酒量の多い飲酒運転を、日常から取り締まっておくほうが良いというような意見だと思います。
確かに、酒気帯びを一生懸命検挙したところで、飲酒運転事故が継続的に減少するのか疑問です。 取り締まりを強化している期間は、確かに飲酒運転が減り、結果として事故も減るでしょう。 しかし警官を大量動員して実施する検問を、継続的に行うことは困難だと思います。 であれば、継続できる活動で最大の効果を狙うべきです。 となれば、軽微な酒気帯びを取り締まるのではなく、他にすべきことがあるのではないでしょうか? (もちろん、軽微な酒気帯びを容認するつもりはありませんので、厳罰化をして事故のときの責任を重くすることは賛成です。)
警察は、検挙者数で「検問実施の効果」を評価してもらいたいのでしょう。 しかし本来であれば、飲酒運転事故の減少度合いで効果を評価すべきですよね。
マスコミも、「検挙者数が〇〇〇人になりました」というニュースではなく、飲酒運転事故の増減について冷静に分析・報道してもらいたいと思います。
