何気ない一言だったと思う
悪気はなかったと思う
傷つけようなんてこれっぽっちも思ってなかったと思う
その時の雰囲気とか
ノリとか
酔ってたとか
色んな背景があるから
その時の一言が
切り取られればたとえナイフになっても
それまでの関係性を思えば
ただの何気ないノリ的な一言になる
だけど
背景やこれまでの関係性を考慮したって
「あんたが好きかどうかなんてどーでもいい」
という言葉には傷ついた
はいはい、と聞き流せば
ただの日常の一コマで終わる。
だけど、なんだかこの時は
自分を否定されたような気がして
軽く受け流すことができなかった。
相手が
私の好き嫌いについてどう思うかは自由。
でも、
それを否定する、軽視するような言葉をわざわざ口にしてほしくはなかった。
重ねて言うけれど、
悪意はなかったと思う。
もっと言うならば
なんの意図もなかったと思うけれど。
この一言はすごく悲しい気持ちになった。
無意識のうちにそう口にさせてしまうような
日々の関係性があるのかもしれないから
一方的に相手を責める気持ちはないけれど
それを飲み込んで同じ空間に居続けることができないくらいしんどい気持ちになった。
そんな被害者的な気持ちがすごく大きくなった相手の一言だったけれど
でも、
冷静になってみれば
日常の中で
私もきっと同じようなナイフのような言葉を
投げてしまっていることがあると思う。
相手が何も言わないだけで。
だから今回は自分を振り返って反省して
近いからこそのコミュニケーションの取り方を
考え直そうと思う。
家族は大事だから。