簡単なタイトル装飾・3D編【STEP4】
STEP4
金色のテクスチャーで金文字を作ろう

文字の装飾に良く使うのが「金色」加工。こちらもパチンコ店のチラシ等では大活躍します。
EyeCandy 等のプラグインがあれば簡単なのですが、もちろん有料で決して安いプラグインではありません。なので今回は無料で金加工文字を作ってみます。
金加工文字を作るには幾つか方法があります。
1)金色のテクスチャー(+スタイル)を利用する
2)照明効果(+スタイル)を利用する
3)プラグイン
今回は「1)金色のテクスチャー(+スタイル)」を利用するというワザを紹介します。その為には金色のテクスチャーが必要になりますので早速作ってみましょう。
まずは元となる画像を用意します。
「2000ピクセル以上のフリー写真素材集 」さんからこんな写真をお借りしました。

オススメは海や自然の写真です。↑のような夕焼けがベストです。
昼の海でも全然大丈夫です。後で色調補正すればいいのですから。
金や銀などの物体は結局は何かが「反射」されて光って見えているのです。
その反射される物体を作ってあげるという工程なのです。
なので極論は室内の写真でもビルの写真でも何でも大丈夫です。
まずはモードをCMYKにします。
フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)...

これ位です。うっすら背景が残る程度にぼかしをかけて下さい。
そしてトーンカーブと色調補正の色相・彩度で色が「金」に近づくように調整します。
イメージ>色調補正>トーンカーブ(コマンド+M)


イメージ>色調補正>色相・彩度(コマンド+U)


【memo】
昼の海や空の写真等の場合はぼかした後、

イメージ>色調補正>色相・彩度(コマンド+U)
「色彩の統一」にチェックを入れた後に色相・彩度を調整して下さい。


こんな感じになればOKです。
さて、前回作ったこの3Dタイトルの画像に早速この「金テクスチャー」をペーストしてみましょう。

ペーストしたらレイヤー名をわかりやすく「金」にして下さい。

さてここからは前回の応用です。
「文字」レイヤーの選択範囲をとって「金レイヤー」にレイヤーマスクをかけて下さい。


はい、こうなりました。もう見えてきましたね。
【memo】
レイヤーマスクをかけた後のレイヤーの位置調整は、「レイヤーマスクのリンク」(チェーンのマーク)をクリックして外せばレイヤーマスクの位置そのままにレイヤーを移動できます。

後はトーンカーブなどで色を調整して下さい。


アクセントを付けたい人は、「レイヤースタイル」の「ベベル」「ドロップシャドウ」等をかけて下さい。

このように↓



はい、出来ました。
レイヤースタイルについては改めてまた執筆しますが、ベベル・ドロップシャドウだけでなく様々な効果が適用できますので色々いじってみてください。作ったスタイルは登録も出来ますので自分のオリジナルスタイルを沢山作ってみて下さい。
このように、「金」のテクスチャーを用意しておけば手軽に金文字が作成できます。
色々な「金」を作ってみて試して見て下さい。
次回は照明効果を使った「金文字」の作り方です。
