文字を書くのは嫌いでなく

字の上手な賢い同級生の字体をよく真似て書いていた

同じように書く事で自分も賢くなれる??

勘違いの少年時代‥

習字は小学校で書いた記憶だけ

若い頃から字がきれいとほめられていたのだが

 

成人した頃から

太い万年室で無骨に書かれた味わいのある文字、

バランスの取れた字形でなく

個性的な文字が好きになり俗に言う「癖字」にはまってた

デザイナーになっていつの頃からか

筆文字のタイトルやパッケージの商品名などを毛筆で書くようになったが、

ある時、素材購入のユーザーから

収録している歳時などの筆文字を「悪字はいらない!」と酷評され、

えっ、この字は悪筆なの!

ワシの字は悪筆なのかと自覚?

じゃぁ一度、書道の基本を学んでみるか思い

やってみるが、独学じゃ癖が取れないままでも

少しは勉強にはなったつ・も・り

錯覚のまま「おのれ字体」の毛筆書をよしとしてます

 

きれいな美しい文字には憧れはあるが

己の癖字に納得する昭和レトロなグラフィックデザイナーなのです。

 

悪筆とは
悪筆というのは、字がきたない、読むのが困難な下手な字のことをいいます。
癖字とは

読めないわけではないけれど、自分で見れば見るほど気になってしまうのが癖字。
筆跡に特徴のある、読みにくい字。