岡城の岩盤が、コンクリートとモルタルで補修されました。

 

私としては、第一印象で「違和感」を感じました。

 

「何で、このような完成形になったのだろう?」

「この決定に関わった人は、何の違和感も感じなかったのかしら?」

 

そもそも、この完成形で話が進んでしまうという事は、「市役所内の『マネジメント』が、きちんとなされていなかったのでは?」という印象を私は持ちました。

 

現に、この修復のことは、「事前も事後も他部署も、ましてや市民も知らなかった」という中で行われました。

 

そのような思いで、市役所の担当課長と副主幹には、「再発防止策(次に起こらないようにするために)」の案をすでにお伝えしています。

 

そんなタイミングで、「マネジメント」分野で私が尊敬する関根講師が、大分企業への研修のため来てくれました。

 

 

(株)コンサルティング・フェア・ブレイン 代表取締役 関根利和氏

https://fairbrain.jimdo.com/

 

 

岡城の経緯を説明し、この件について「マネジメント」の観点から、関根さんからいろいろ意見を伺いました。

 

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・いつも行うこと(維持管理系の業務)は慣れているが、いつも以外のことが出て来ての判断は慣れていないのだろう

 

・課長クラスが、上や横のステークホルダー(利害関係者)のニーズを聞いて、プロジェクトマネジメント的に進めなければいけないのに、それができない

 

・どうしても、「維持管理的」になる

 

・本来、外部の専門家を集めての委員会も、プロジェクト的なのに形式的に進めてしまう

 

・「私たちも悩みましたが、こうなりました」と、最初に市民に伝えていれば良かった

 

・「誰のために?」「何のために?」を、毎回自分自身に問わないといけない

 

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今回、関根さんの話を聞くことで、さらに頭が整理されました。

 

起きてしまった過去は変えられませんので、次に似たようなことが起きないよう、岡城と竹田市政により関心を持っておかないといけないなあと改めて感じました。。。