韓国に住んで14年、石けん作りを始めて6年になる主婦です。
日韓両国のソーパーさんのブログを見ているうちに、日本の手作り石けんと韓国の手作り石けんの違い、特徴のようなものに気がつきました。
日本の石けんは、使用感重視。
オリーブ油などのしっとり系オイルの比率が高く、乾燥して荒れた肌にも優しいレシピ。
溶け崩れやすい、泡があまり立たない、という手作り石けんの欠点は、しっとりした洗い上がりを考えれば目をつぶっていいと思う。
韓国の石けんは、見た目重視。
様々な型を使って作るMP石けん(グリセリンソープ)が、CP石けんと同じように(もしかするとCP以上に)広まっている。
泡が立たなきゃ石けんじゃない! 溶け崩れるなんて許せない! という使用者が多く、CPもココナッツ、パーム油の比率が高い。
結婚式の引き出物、トルジャンチ(1歳の誕生日パーティ)のお土産、チプトゥリ(引っ越し祝いパーティ)のお土産など、プレゼントに手作り石けんが使われることが多くなり、見た目重視がさらに加速。
それが行き過ぎて、「石けんとして使えない石けん」(=観賞用)なんて物まで登場…^^;
でもね、韓国の手作り石けんって、本当にきれいなんですよ。
ブログの写真を眺めているだけでも、うっとりしてしまいます。
私は不器用なので、とても同じような石けんを作ることはできませんが…
今まで習ったり、本やブログを見て真似してみたり、それらを組み合わせて応用したりしたデザインを、ご紹介してみようと思います。
日本にだって、職人のようなソーパーさん、たくさんいるじゃありませんか。
肌に優しい日本の手作り石けんが、目にも楽しくなったら。
最強、だと思いませんか?^^