久々にデザインの本を開いた。


 自分がメモってきたデザインノートを開いた。




 仕事を辞めてから


 デザインから完全に離れた。


 ブログでさえ、


 しばらくデザインのことについて何も書いてなかったと思う。



 就職活動を始めて


 もう一度自己分析して


 今までと全く違う業界や


 職種も考えてみた。


 そのときはもうデザインなんて趣味でいいかな。。。。って


 思った。


 

 結婚してるし、

 デザインなんて限りない仕事だし、

 残業多いのが当たり前だし、

 そのくせ給料は安いし、

 広告なんて作ったって


 消費者からしたら

 ただの紙切れ。

 一度見られても(見てもらえないことも多いが)

 最後はポイ。




 だから前の仕事とは違って

 安定した企業を受けた

 給料の多そうな会社を受けた

 残業が少なくて休日も多い会社を選んだ



 でも、

 そういうとこ受けても

 志望動機は曖昧だし、

 安定した企業は仕事が面白くなさそうだし、

 給料の多そうな会社は今まで以上に厳しそうだし、

 

 ”なんか違うなー”ってばかり思って。



 デザインから完全に離れたつもりでいたけど

 結局、大阪とか行っても広告とか見ちゃうし、

 販促物とか貼られてる場所とかチェックしちゃうし

 こりゃ・・・まだ職業病だな。。。。って思った


 

 けど昨日、ある会社の応募書類書いてたら

「 ”仕事での失敗とそれにどう対処したか”について600字で

 書いてください」

とあって、


 前の仕事での失敗がいっぱい浮かんできた。

 怒られて落ち込んでばかりで情けなかったけど、

 思い出すと楽しかった。


 ”ワクワク感”がいつもあったから。


 デザインにルールはない。(厳密にはあるけど)

 何がいいのか悪いのか、

 自分の価値観では手に負えない部分がいっぱいあって

 それが不安でもあったけど

 それ以上に



 言葉と

 絵と

 画像だけに限られない

 無限の表現に方法に


 感動して、ドキドキして


 そしてそれが人に伝わったときの

 ワクワク感。


 他ではもう味わえないかも。  



 私は今正直に

 デザイナーとしての自信は全くない

 能力も経験もまだまだ


 でも自信がないなら自信がつくくらいデザインしまくればいいし、

 経験はこれからもできる。


 ・・・やることいっぱいあるなあ・・・・


 そう考えたら


 なんだか楽しくなってきたんだ。



 この感情は

 これからも一番失いたくない

 感情かもしれない。