⇒せっかく右側に集めた集中力はアッとゆー間に左側に持ってかれました。


『こんなん本当にあるんだなー』( ̄▽ ̄;)


気付くと「スヤスヤ系」の彼女は無事に昇格を果たし、
「ムニャムニャ系」に変身済み。


ワンダフル・トゥナイト。


怒涛の攻撃を受けて、まず僕の脳裏をよぎったのは、

『絶対この子、俺に気がある!!』

二十歳前後の男子なら誰でも使える「勘違い症候群」という防御系魔法です。


しかしながら、「目指せ遅咲き!」の看板を掲げていた、まだ女子を知らない僕を次に襲ったのは、


『首筋・吐息アタック!!』でした。


ディープインパクト。


左肩から放たれるその攻撃に、悲しきチェリーボーイは完全に打ちひしがれたのでした。


⇒その時の僕の体内を駆け巡った成分表がこちらです。

◎勘違い症候群

◎今後の展望と展開

◎ホットドック・プレス

◎筋肉痛

◎チェリー仲間への裏切り感

◎武士道


…それらが凄まじいスピードで体内を駆け巡る、いわゆる
『マンモス・パニック!』


それでも
『生きてて良かった(:_;)』
と、つりそうな左腕を動かさぬように健気に力を送り続ける青年。


そんな青年の夢を無残にも打ち砕いたのが、
「双葉インターチェンジ」でした。


『今から10分の休憩を取ります』


ドスの効いた運転手の声で夢から舞い戻った眠り姫は、


『す、すみません』(。。;)


と頬を赤らめ、バスを降りて行きました。


その後ろ姿に、むしろ深々とお辞儀する僕。


その後、松本までの一時間、二度と5cmの距離が縮まることはありませんでした。


あぁ、青春時代の1ページ。



…そんな事を思い出しながら、今、僕の隣では見知らぬおっちゃんがカツサンドをほおばっておりますo(^-^)o