次の日、まだ朝方の時間・・・ショーは目を覚まし、旅の準備を整えていた。
「あら、早いのね・・・」
ショーが荷物を持って、女将に鍵を返すと、女将はそう言って来た。
「今日中に平野を抜けたかったので・・・」
「ふーん、朝の時間は寒いよ。気を付けな。それと平野を抜けた先に村があるよ」
「はい、わざわざありがとうございます」
「それと・・・」
女将はショーにビンとパンが入った袋を渡した。
「これは・・・?」
「昨日の晩御飯の残り。腹が減ったら食べなさい。スープは温めて食べるんだよ」
昨日の晩・・・つまりこのビンにはカボチャのスープが入っているのか・・・ショーは複雑な気持ちになりながらもお礼の言葉を述べ、休憩所(ヤード)を後にした。
 歩き始めて何時間がたっただろう・・・ショーは汗を手で拭いながら歩き続けた。休憩所(ヤード)を出発した時より、歩くスピードは遅くなったが、歩くのを止めなかった。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・んっ?」
ふと先の方を見ると小さな看板がたてられていた。ショーは看板に到着し、書かれてある文章を読んだ。
「ガーリル平野・・・終着点・・・この先、フミナ村!!」
ショーは平野を越えた。2日かかったがショーは心の中で達成感を感じていた。
 ショーの旅はまだ始まったばかりと言えよう。これから自分の身に様々な困難、試練がくることを・・・そして大いなる出会いも・・・

ACT1 END

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