この世界には四季が存在する。その中で夏という季節は・・・とても暑い。他の国ならそこまで暑さはないのか?逆に涼しいのか・・・そこら辺は謎だが、ともかく日本の夏は暑い。  はて何故このようなことを言っているのかと言うと・・・俺は少し夏というものを体験したからだ。今回は俺の華麗なる探偵活劇ではなく、その体験したことを話すことにする。

それは八月の第四週、学生達が満喫した夏休みが終わりを迎えようとした時の話だ。俺はクーラーがきいている探偵社でテレビを見ていた。テレビの内容は今年の高校野球、北京で開催されたオリンピック、本年度の猛暑についてなど、俺はそのニュースをボッーと見ていると、ソファで冷たい麦茶を飲んでいた麻里亞が何かに気付いたのか声をあげた。

「あっ!!」

「どうしました河瀬さん?」

向かいのソファに座っていた血糊が尋ねると麻里亞は俺に近づき、リモコンを取り上げると、あるチャンネルを映した。そこに映し出されていたのは何処かの海で、水着を着た人をインタビューしていた。内容は今年流行した水着は?である。麻里亞はそれをジッーと眺め、そのコーナーが終えると麻里亞はリモコンでテレビを消した。

「どうした麻里亞・・・?」

俺は恐る恐る尋ねると、麻里亞は俺を掴むと、その状態で話し始めた。

「麻里亞一生の不覚・・・夏の一番の楽しみ、海に行くのを忘れるなんて・・・」

「海?別に海に行かなくても夏は満喫できるだろ?」

「確かに出来るよ。けど海は夏にしか楽しめないイベントだよ!!」

「そうなんですか・・・知りませんでした」

「違う。断じて違うぞ!」

「で・・・マウス・・・」

「何だよ?」

俺は尋ねたが、用件は大体想像出来る。きっと・・・

「海行こう!!」

だなやっぱり・・・