「崎原さんが・・・二人・・・?」
「実は私と姉は双子なんです。姉の名前は美沙(みさ)と言います」
「へぇ、双子を初めて見たけど、本当に瓜二つですね」
「よく変わったりしてました。けど・・・」
「けど?」
「この年に両親が離婚して・・・」
なるほどな。だからそれ以降の写真がないんだな。それにメールでしか連絡がとれないのも簡単に会えないからだろう。さて・・・いろいろ聞き出すか・・・俺は麻里亞の腕を足でつつく。麻里亞は気づいたのか、俺を掴み、耳に近づける。その時に俺は何点か麻里亞に質問を伝える。麻里亞は小さい声で、
「分かった」
と言うと、再び俺を机の上に置いた。
「どうしました?」
「えっ・・・いやぁ人形が動き出した気がして・・・オホン」
麻里亞は咳き込みで誤魔化すと、俺が伝えた質問を崎原理沙に尋ねた。
「何故お姉さんの家を探そうとしませんでした?」
「父と・・・姉は父に、私は母に引き取られたのですが、父に会いたくなくて・・・」
「なるほど。だから住まいなどを知らないと?」
「はい・・・母は知ってると思いますが・・・さすがに聞きづらくて・・・」
「分かりました。次にお姉さんとはこの二年間一回も会ってないんですか?」
「はい、連絡はメールしかしてません」
「成る程。最後に・・・何故私達の探偵社に?警察に頼もうとは思わなかったのですか?」
麻里亞が尋ねると、理沙はポロポロと涙を流し始めた。
「えっ・・・何か悪いこと聞いちゃいました?」
「いいえ・・・ただもう貴方達しか頼れなくて・・・それで・・・」
「・・・」
「もちろん警察にも連絡しました。けど警察は私の話を一切聞いてくれませんでした。お姉ちゃんにもしものことがあったら・・・私は心配で、心配で・・・」
「・・・」
「その時に貴方の叔父さんの話を聞きました。依頼料はまだ準備できてません。けど必ず払います。だから・・・お姉ちゃんを探してください!!」
その言葉に重みがあった。理沙は姉の美沙をずっと探していたんだな・・・誰からも信用されなくても・・・そう感じていると、麻里亞はゆっくりと泣いている理沙に近づき、そっとハンカチを渡した。
「大丈夫・・・絶対大丈夫。私の叔父が絶対見つけてきます!」
麻里亞は少し涙声で言うと理沙は、
「ありがとうございます!」
と言って麻里亞に抱きつき、二人して泣く。・・・てっ、何勝手に依頼を受けてるんだ。これは帰って血糊と相談してから・・・俺はそう叫ぼうとした。すると麻里亞は涙を拭い、こう言った。
「それにもう一人、優秀な探偵がいます。その探偵と叔父が組めば、解けない事件なんて・・・ありません」
その言葉を聞いた俺は内心でため息をつき、明日の予定を考えた。まずは父親の家に行くとするか・・・
「実は私と姉は双子なんです。姉の名前は美沙(みさ)と言います」
「へぇ、双子を初めて見たけど、本当に瓜二つですね」
「よく変わったりしてました。けど・・・」
「けど?」
「この年に両親が離婚して・・・」
なるほどな。だからそれ以降の写真がないんだな。それにメールでしか連絡がとれないのも簡単に会えないからだろう。さて・・・いろいろ聞き出すか・・・俺は麻里亞の腕を足でつつく。麻里亞は気づいたのか、俺を掴み、耳に近づける。その時に俺は何点か麻里亞に質問を伝える。麻里亞は小さい声で、
「分かった」
と言うと、再び俺を机の上に置いた。
「どうしました?」
「えっ・・・いやぁ人形が動き出した気がして・・・オホン」
麻里亞は咳き込みで誤魔化すと、俺が伝えた質問を崎原理沙に尋ねた。
「何故お姉さんの家を探そうとしませんでした?」
「父と・・・姉は父に、私は母に引き取られたのですが、父に会いたくなくて・・・」
「なるほど。だから住まいなどを知らないと?」
「はい・・・母は知ってると思いますが・・・さすがに聞きづらくて・・・」
「分かりました。次にお姉さんとはこの二年間一回も会ってないんですか?」
「はい、連絡はメールしかしてません」
「成る程。最後に・・・何故私達の探偵社に?警察に頼もうとは思わなかったのですか?」
麻里亞が尋ねると、理沙はポロポロと涙を流し始めた。
「えっ・・・何か悪いこと聞いちゃいました?」
「いいえ・・・ただもう貴方達しか頼れなくて・・・それで・・・」
「・・・」
「もちろん警察にも連絡しました。けど警察は私の話を一切聞いてくれませんでした。お姉ちゃんにもしものことがあったら・・・私は心配で、心配で・・・」
「・・・」
「その時に貴方の叔父さんの話を聞きました。依頼料はまだ準備できてません。けど必ず払います。だから・・・お姉ちゃんを探してください!!」
その言葉に重みがあった。理沙は姉の美沙をずっと探していたんだな・・・誰からも信用されなくても・・・そう感じていると、麻里亞はゆっくりと泣いている理沙に近づき、そっとハンカチを渡した。
「大丈夫・・・絶対大丈夫。私の叔父が絶対見つけてきます!」
麻里亞は少し涙声で言うと理沙は、
「ありがとうございます!」
と言って麻里亞に抱きつき、二人して泣く。・・・てっ、何勝手に依頼を受けてるんだ。これは帰って血糊と相談してから・・・俺はそう叫ぼうとした。すると麻里亞は涙を拭い、こう言った。
「それにもう一人、優秀な探偵がいます。その探偵と叔父が組めば、解けない事件なんて・・・ありません」
その言葉を聞いた俺は内心でため息をつき、明日の予定を考えた。まずは父親の家に行くとするか・・・