まぁそんな日常会話をしていると血糊もやって来て、

「いただきます」

の合図とともに朝食が始まった。スクランブルエッグが絶妙な味加減で、とてもうまかった。トーストにのせて食べるのなんのって・・・まぁ俺の食事論の話はまた別の機会にして・・・麻里亞の料理を綺麗に食べ終わり、食後のコーヒーとホットミルクが食卓に置かれた。何時もなら麻里亞は学校の時間の関係上、そのまま学校へ向かうはずが、何故か椅子に座り、自分用のマグカップに入れたコーヒーを飲んでいた。
「河瀬さん、学校はどうしたんですか?」
「そうだ、このままだと遅刻するぞ」
「大丈夫。走れば電車に間に合うから・・・」
麻里亞はそう言うと、カップを机の上に置き、少ししてからこう言った。
「実は二人に頼みたいことがあるの・・・」
「頼みたいことですか?」
「うん、麻里亞のことなんだけど・・・」
その言葉を聞いて俺の頭には様々な言葉が飛び交う、いじめ、告白された、告白した、先生からのセクハラ、学級崩壊・・・とにかく学校で発生しているワードが頭を過る。
「大丈夫だ麻里亞。俺を親だと思って全て言うんだ。いじめにあったのか・・・まさか先生から・・・」
「マウス・・・そういうんじゃないんだけど。それにネズミを親だと思うのは難しいな・・・」
「そっ・・・そうか・・・」
俺は少しショックを受けてる中で血糊は確認する。
「じゃあ相談と言うのは・・・?」
「麻里亞を・・・探偵にさせてください!!」
その言葉の意味が分からなかった。まぁその間ショックを受けていて話を聞いてなかったからな・・・