帰って来るまで待っててね
願いは届きませんでした
せめて息子に一緒に居て欲しいと頼みました
彼から様子を知らせるメッセージが仕事中も届きました
お腹以外は冷たくなっています
それが19時42分でした
その少し前に未来は息を引き取ったんですね
覚悟をして仕事に入りましたが
やっぱり辛かった
15年6ヶ月と6日
小さい頃何度も死にかけるくらい身体の弱い子であちこちの病院に行きました
最後にセントラル病院の医師が助けてくれました
3日間入院して点滴をしました
3日目に迎えに行くと
この子は良い子だけどご飯を食べないんですよ
医師に言われました
でも私は家に帰ったらきっと食べてくれると思っていました
タクシーとフェリーを乗り継いで家に戻ってケージに入ったら餌を食べ始めました
それから昨日まで病気をする事もなく未来は生きてくれました
高齢になって帰省の度に夜勤の度にもう元気な未来に会えないんじゃないかと後ろ髪引かれてました
今年になった頃からちょっと姿が見えないと鳴き声をあげていました
その頃からもう別れは近いのかも知れないと思い始めここ数日は覚悟を決めて置かなければいけないと思っていました
昨日の朝から出勤までの時間一緒に居られた事に感謝
最後を息子に見守られ眠るように息を引き取った事に感謝
仕事中は気が張ってましたが迎えに来てくれた息子を見たら涙が一気に溢れてきました
家に戻り動かなくなった未来と対面しました
冷たくなった未来の目はほんの少し開いていて今にも起きそうでした
おかあちゃんの大事な大事な未来でした
うちの子になってくれてありがとう
おかあちゃんは最後に居てあげられなかったけど兄ちゃんが居てくれて良かった
今日兄ちゃんが仕事が休みで良かった
そんな事を考えながらおかあちゃんは未来が居なくなる現実を受け止めています
災害の時未来を守ってあげられないかも知れないと言う不安は無くなりました
これからはずっとずっと未来を何処へでもつれていける
この子の未来が幸せでありますようにと願いを込めて未来と名付けたんだよ
未来はうちに来て良かったんかな
幸せだったんかな
今夜はおかあちゃんと一緒に寝よう
未来
未来
未来
