モノの値段 | DESAFIO~挑戦し続ける社長のブログ~

モノの値段

皆さん買い物をされる時、商品の値段を見ますか?

私は見ています。



安い感じる場合、この販売価格を実現するまでに

様々な企業努力や工夫があるはずです。


高いと感じる場合、この販売価格に設定する理由があるはずです。

素材や版権など、安い商品よりコストがかかっているはずです。


皆さんが商品に望むものは何でしょうか?


100円ショップで売られている商品に

大きな付加価値を望みますか?

簡単に壊れてしまっても、

“100円だから仕方ないか”

とは思いませんか?


例えば、100円ショップのお碗。

器なんて何でもいいと思われる方には問題ないでしょうが、

表面の光沢感を持続させるために

どのような物質が使われているのか

気になりませんか?


次に専門店で購入したお碗はどうでしょう?

本物の漆器を手にしたら、気持ちが違いませんか?

器のランクをあげただけで贅沢な気分になったり、

料理が美味しく感じたりしませんか?


この2つのお椀の値段には差があります。

でもその差以上の満足感や付加価値が

本物の商品から得られると思います。



私はモノ造りに携わっています。

だからこそ考えるのです。

この商品は市場に出回るまでに、

どれくらいの時間やお金がかかってきたのだろうか。

簡単にできるモノなどこの世にはないのです。


簡単に“安い”に飛びつかない。

安い=軽いと感じます。

本物を求めます。


日本のモノ造りが元気になるよう、

自分自身をもっともっと高めていきたい。