昔、磐田は何もない所だと、芸能人がテレビで話していたのを観ていた私は、都会の人から見たらそうだろうな、奈良時代の国分寺もあって、歴史のある街だけどねと思った、、ことも、今となっては懐かしい思い出。現在の駅前には、しっぺい君の石像や国分寺由来の七重の塔が建ち、楠(クスノキ)は昔と変わらず、大きな枝葉を広げて、私達を見下ろしている。


楠は県の天然記念物で、樹齢は700年以上。善導寺の境内にあったけれど、駅前の再開発でお寺は移転し、木だけはそのまま残されている。かなり大きい木だからか、昔から馴染んでいるからか、見るだけで癒やし効果が大きい。柵がなかった頃は、あまりの頼もしさに木に抱きついたこともあった私。大きな木を見ると、自分よりかなり歳上ということや、優しい存在感と安心感があって、つい触りたくなってしまう。


市役所の横、国分寺公園と呼ばれていた場所の真ん中辺りにも、大きな木があった。中学時代、運動会の練習をするために、同級生達とクラス競技の練習をしたり、ケイドロという鬼ごっこのような遊びをしたり、その木に登ったりした。

今、ネットで調べてみても、何の木だったのかがわからない。枝が横に広がって、子どもが何人も登れるくらい太い、頼りがいのある大樹だった。枯れてしまったのかな?現在進行中の国分寺跡整備事業のために、どこかへ移植されたのか、切られてしまったのかもしれない。個人的にはずっと残っていてほしかった、、が、過ぎてしまったことは仕方がないので、記憶の中にある、大きな木の思い出を大切にしたいと思う。

今は、新しくて古い(奈良時代の国分寺が復元された)国分寺公園の完成を楽しみにしている。