インフルエンザが猛威をふるっておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

これからつわりで約束してもドタキャンしてしまうかもしれないしと思い予定をあまり入れないようにしていた結果、、

 

週末が暇えー

 

どうせ暇なら、少しでも有意義に過ごそうと思い、先日、某英語のテスト(Tから始まる、、)を受けてきましたー。

 

今回初めて、配慮が必要な方向けのサポートを申し込んでみました。

 

事由:妊娠 だと、段差のない会場への配置、可動式のつくえと椅子(お腹が苦しくないように)、トイレの近くの座席の配置といったサポートが受けられるようです。

 

ちなみに、事由:下肢障害 でも同様のサポートを受けることができます。障害の方がいちど障害者手帳登録しておけば今後も新規登録不要との事だったので、今回は妊娠の件には触れずに障害者手帳を送付して申し込んでおきました。

 

申し込みにあたっては杖車いすの利用状況や、自宅最寄り駅から各種交通機関の便利など今まで聞かれたことのない項目のヒアリングがありました。

杖車椅子は使用していない、階段は登れないなどを記入して申し込み。

そして送られてきた受験票を見てびっくり。配慮の結果なのか、それとも、たまたまなのか、自宅から徒歩7分の会場(某大学)に配置されていました。

 

これは嬉しい。朝ゆっくり寝てから試験会場に行けます!←勉強しろや

 

当日の朝、会場につくと、エレベーターですぐに移動できる教室が割り当てられていました。

教室前の受付で受験票を見せると、怪訝そうな顔をされました。いいんです、慣れてます、足の障害=車いす、杖のイメージを持っている方には一見すると私はなぜここにいるの?と言う感じですよね。受付の方には伝わっていなかったのかなあと思いつつ、教室に入って、大学特有の長い机と椅子を見ながら、受験番号を片手に自分の座席を探すと。。

 

最前列の1番入り口側の席。は、まだいいんです。

机が。。明らかに他と違う大きな机。

でかでかと貼られた車いすのマーク。。

それすなわち。

 

椅子がないw

 

座席の前で固まっている私を見つけた、別の係の人が「お座席ご案内しますよ」と声をかけてくれる。いや、席はあるんです。椅子がないだけで。

 

「杖車いすは利用していないと書いたのですが、ちょっと違う風に伝わっていたみたいですね。ハハハ。。笑い泣き

 

係りの人慌てながらも申し訳なさそうに「本日満席で申し込みがあり。。欠席者が出るようであればお席を違う場所にご案内します」と言われるもせっかく用意していただいたお席なので断る。

 

「このままでいいです・・ただ・・椅子を下さいw 」

 

すると、もともとこの机には椅子という備えがないようで、入り口の受付から無理矢理奪ってきたパイプ椅子らしきものを用意してくれました。

 

机と椅子の高さが合ってなくて首が痛い。

そして何より、人々の視線が痛いw

違ウヨ、私席間違エテナイアルヨ。。笑い泣き

 

さらに、追い打ちをかけるように、隣に座っていた車いすの方が「すみません、やっぱり体調が悪いので今日は帰ります」と退出。結果・・・

半径2メートルに人がいない特殊な座席(車いすの花道スペースを配慮してだと思われる)エリアに、私1人だけぽつんと…。

 

いじめですか?

 

試験の際は、本人確認のために机右上に身分証を置く決まりになっているのですが、普段はこういう時運転免許証を使いますが、この日はカバーむき出しで障害者手帳を置いておきました。

 

まぁ、試験地が始まってしまうとみんなそれぞれ試験に集中。

試験終了の合図とともにシャーペンを置き、「疲れたので帰りは目立ちたくないから最後に帰ろう」と考えていたところに、回答用紙の回収と思いきや、係りの人が私の席まで来て「エレベーター混雑の危険があるので、お体の不自由な方は先に退席いただいています」と案内してくれる。ご親切にありがとうございます、会場に響き渡る大きな声で。とてもよく聞こえました。笑

そんなわけで、他の受験者の皆様の注目の下華々しく退席させていただきました。笑

 

なんだかどっと疲れました。

いえ、ありがたいです。

 

運用などを考えると仕方のないことだとは思いますが。。さすが、「障害者差別解消法」なんて言うネーミングの法律が作られてしまう位、一昔前の日本だと、ハンディがある人は、そもそも同じ試験会場に入れなかった。最近になって、ダイバーシティーや合理的配慮と言う言葉も広まりつつあり、一緒に会場に入れるようにはなったけど、どうしても、エリアや列を限定した形でくっきりと区別されてるように見える。

 

これが、欧米などのように進んだ社会では、エリアを指定されることなく、事情がある人もない人も列に混在して並んで、それぞれが自分に必要なだけの最低限のサポートを受けて生活できるようになっている。

 

まだまだ日本も遅れているのかもなぁと思いました。

 

何度も言いますが、配慮のお気持ちは有り難かったですよ。でも、次回は普通に申し込みます^^;

 

久々に勉強したので、この習慣もちゃんと続けられたらいいなぁ~。