「サーマクールの効果がないようです」理由は何でしょうか？

こんにちは

皆さんの皮膚科かかりつけ医、

ドクター・フェルプスです。
日本人の方に人気のある施術の一つである

サーマクール

🌸 20年以上も名前を変えず、

4世代にわたって進化してきたサーマクール。

今もなお、高周波リフティング治療の基準となっている施術です✨

サーマクールの消耗品は1回使い切りですが、

コストは100万円を超えることもあり、

1回の施術料金も決して安くはありません。

ですから、気軽にサーマクールを受けるのは

少し難しいかもしれませんね😅

それでも、一度施術を受けた方は

毎年リピートしていることが多いんです💖

どうしてでしょう？

サーマクールの自信、すごいですね！✨

🌟リフティング市場に新しい機器が次々と登場する中でも、

20年以上にわたりトップの座を守り続けているのには驚きます。

近年ではインモードやチューンフェイスなど新たなリフティング機器も登場しましたが、

まだまだサーマクールの地位を揺るがすことはできないようです

ところで問題はですね。
サーマクール施術は比較的高価な施術です。
それにもかかわらず、施術後に
大きな効果がなかったとおっしゃる方がよくいらっしゃるということです。

サーマクールをリフティング装備と表現しました。
厳密には、これはリフティング機器とは言えません。

この部分をもう少し深く入ってみましょう
リフティングを話すには肌の老化というものがあります
部分を言及しなければならないのが正しいようです。

肌が老化するということは、
より具体的には、顔の皮膚が老化するということは、

どのような変化を意味するのでしょうか？

”特定の部位の肌がたるみます。
ある部位は肌が消えます。
ある部位は脂肪が蓄積され、膨らんでしまいます。
肌には茶色のシミが徐々に明るくなります。
特定の顔の筋肉の過度の収縮により、深いしわが生じます。
肌の保湿力が落ち始めます。
肌のキメが荒れて細かいシワが現れます。

”

では、このような現象をどのようにすればいいでしょうか？

あまりにも当然のことですが

1. 垂れたものは引っ張ります
2. 飛び上がった部分は溶かします
3. 入った部分は埋めてくれればいいです。
4. 顔がぼこぼこした色素病変はレーザーを利用して除去されます。

ここでリフティングとは、1番目の項目である
たるんだものを上に引っ張る施術のことです。
代表的なのが顔面挙上術です
リフティング糸を利用した糸リフティングです。
このような施術が本当の意味で
上に引っ張るリフティングといえます。

サーマクールはリフティングを含みます
上記の4つすべてに該当する施術ではありません。

正確に言えば、非侵襲的なタイトニングを目指す施術といえます。

英語辞典を探してみると、このように説明されています。

つまり、サーマクールは高周波を通じます

→ 真皮層のコラーゲンの劣性変化をもたらします
→ 熱刺激を受けたコラーゲンは数週間にわたって徐々に消えていきます
→ その後、数ヶ月にわたって新しいコラーゲンが形成されます
タイトニング効果を発揮します。

下の写真のようにです。

皮膚真皮層の新しいコラーゲンを誘導する治療法ですので
フィラーを注入したり、脂肪分解を施術されたように
ドラマチックな変化を見せてはいません。

ですが、施術後数ヶ月にわたってお肌そのものがモチモチになり、
保湿力が高まり、小じわがなくなるなど
新しい真皮形成による効果を徐々に感じるようになります。