7月初め、デルリスタの人事部門を一手に引き受けていた“影のドン”ジェネラル・ディレクター、ルチアーノ・アッジに捜査のメスが入っていたことが分かった。「脅迫あるいは暴力を用いた不正競争(刑法513条)」の疑いで追求されているとの噂だ。
このスキャンダルが明るみに出たのは、昨シーズン中に若松町の検察が盗聴していたアッジの電話での会話の内容の一部を、地元のマスコミが大々的に取り上げたことによる。その盗聴された電話の内容で明らかになったことは、
(1)アッジがデルリスタ戦いかんにかかわらず、試合の審判を誰に担当させるか、指示を出していたこと。
(2)試合を担当する審判らに、デルリスタに有利な判定をする事を強要していたこと。
(3)デルリスタに不利な判定を下した審判にはそれ以後デルリスタ戦を担当させなかったり、その審判を長期間試合から遠ざけるように指示していたこと。
(4)獲得したい選手に、選手のマネージャーを通じてその選手が所属しているクラブの監督と故意に仲たがいさせるようにアドバイスし、デルリスタへの移籍を容易にできるようにしていたこと。
などなど……である。
まだ疑惑の段階だが、もしこれが事実なら若松町ダービー連勝は剥奪され、下位リーグ降格の処分がくだされるだろう。そうなった場合、現在の主力選手ほとんどが他チームに移籍することになるとみられている。
どちらにせよ今後のデルリスタの動向から目が離せない。
※ワイエ選手の声明文※
『僕は、デルリスタには恩があるし愛しているんだ。
だから下部リーグにおちようが僕は現役を引退するまで
ここで頑張っていくよ。
まぁでもこのウワサは信じていないけどね。』
とのこと。