先日何某レンタルビデオ店で、突然ぴんときて借りた作品。
なんか、見終わってみると、無性にこの作品に対して感謝したくなりました。なんででしょう。不思議です。
自分が日本で一番好きなオケ「オーケストラ・アンサンブル金沢」がたまたま出ていたからか、それとも、自分が日本人で一番好きな指揮者「井上道義氏」が偶然出演されていたからか・・・。
自分はこの作品をみて、音楽って、単に音が並んでいるものじゃなく、音を楽しむその気持ちのことを指すんだって、気づかされました。
音は音楽の道具ではなく結果。音楽の本質は気持ちなのかもしれません。
単に音を楽しむのが音楽ではない。
人生を活きる中で出てくる気持ちを音という形で愉しむのが音楽。
そんなことをこの映画をみて感じました。
「楽譜は作曲者からの手紙」
自分も5年ほど前から、このことを思いながら楽譜とむきあうようになりました。
作者は何を思ってこの曲を書いたのだろう。
作者はどういう人生を歩んだのだろうか。
だから学生時代は、自分たちの部活が演奏する曲が決まるたびに、作曲者についての本を読み、他の作品を聞きまくり、作者が好きだという食べ物ですぐ食べれそうなものは食べてみたり、そんなことをスコアをポケットに忍ばせながらやってました。
この映画を見て、「プロが音を重ねてるんだもん」「実際こんなにうまくなるわけないじゃん」
なんていう人もいるかもしれません。
でも、音楽は、誰のところにも存在しています。
そして、みんなの音楽が一つになった時、素晴らしいオーケストラが生まれる。これはまぎれもない事実だと思います。
音楽が好きな方、嫌いな方も、ぜひ、この映画を見てみてください。
音楽を愛する人々が、自分の気持ちに素直になったとき、そして真正面からその心と向き合った時、そこには何があるのでしょうか。
この作品の本質に触れたとき、あなたもきっと、あなたの中に眠る素晴らしい音楽に気付けると思います。