今日は「引き寄せの法則」という本を読みました。引き寄せの法則については、様々な人が本を書いています。

 

読んだのは、その1人であるウィリアム・アトキンソンという人が書いた本です。

 

この人について、少し調べてみたのですが、何かしら怪しげな感じがしました。

 

といいますのは、このアトキンソンという人は、隠れてヨギ・ラマチャラカという名前を名乗っていたのだそうです。

 

ちなみに、ヨギと言うのは、ヨガの行者のことです。

 

そして行者と言うのは修行する人と言う意味です。

 

なので簡単に言うと、ヨガの先生ということになるでしょうか。

 

とは言っても、現代的な感じの、スポーツクラブでインストラクターをやっている人のようなイメージでは、もちろんありません。

 

ヨガマスターで、人々を精神的にも導くような立場だったということでしょうか。

 

そんな人が書いた本ですから、その内容についても、どこか説教くさいところがあります。

 

また、求道者のような物言いが多く、私のような俗物が、世間的な願望というか、欲望というかを満たそうとして本を読んでも、やっぱりむずかしいようで、どこかそぐわないところがあるように感じました。

 

率直に言うと、どこか東洋の思想にかぶれた西洋人のような感じもして、何か違和感があったわけです。

 

何かの修練をしたり、大事なものを捨てなくては、素晴らしいものにはたどり着けないというような、なんと言いますか、若干ムカつく物語が展開されているように感じました。

 

けれどもこういう話は、他の引き寄せの法則の著者の考え方と、かなり違っています。

 

悪く言うと、自分がヨガなどで得た体験から理解した考えを伝えるために、引き寄せの法則が利用されているというようにさえ思えました。

 

まぁ、簡単に言ってしまうと、私には全く合わなかったということになるでしょうか。

このアトキンソンという人の本を読んで、「こういうのが引き寄せの法則なのか」って思って、「じゃあいらないや」という風になる人がもしいたら、それはもったいないことだなとも思うのです。

 

という感じで、なんか全体的にアトキンソンの悪口みたいになってしまいましたが、アトキンソンが合う人もきっといることでしょう。

 

そういう人は、「うーん、そうだ。一心に望みのために身を捧げなくては!」とか考えて一生懸命になって、その結果として、望みを叶えたりするのでしょうから、それはそれでいいのかもしれません。

 

というか、いいのでしょう。

 

というか、すごいことです、それはそれで。

 

だから、完全にダメってことではないのです。

 

そうではなくて、引き寄せの法則というのは、色んな人が書いている話なので、もし誰かの本を読んでどうもピンとこないなと思っても、他の人のを読んだらバッチリ自分に合うこともあるってことです。

 

なので、自分にとってぴったりくる感じの人をぜひ探して欲しいと思います。

 

まぁ、今回はそんな感じです。

 

つーか、ラマチャラカって、なんやねん。

 

しかも、この人、なんか、「ラマチャラカっていう、めっちゃすごい人からオレが習ったこと」みたいな感じで、自分の考えを本にしてたみたいですね。

 

なんか、こえー。

 

つーか、インチキくせえ。

 

きょーれつに、うさんくせえ。

 

さいこーですかー?さいこーでーす!って感じです。

 

てか、なんかこれって、稼げまっせ系のクソみたいな情報商材を売ってる奴が、「オレってサイトアフィリで毎月百万とかよゆーだけど、オレの師匠はもっと全然すげーし何十倍何百倍もいけるし半端ねぇわけで、今回その師匠が教えてくれる塾やるから、50万払って受けたら?」的なバカげた話と構造が同じ感じがするのは私だけでしょうか。

 

あと、こういう話に騙される人って、「そんなすごい人が、何人集めるつもりかしらんけど、一人ずつから50万もらいたいなぁと思うわけねぇよな、教材作ったり実際に授業したりする暇があったら、自分でサイト作って稼ぐだろ、そんなもん」とか思わないんでしょうかね。

 

単純に、「そうなのか!それってチャンスじゃん?オレも人生変えちゃおう!!!50万払っても、すぐに取り返せるわけだし!!!!!」とか思って、まんまと50万払っちゃうんでしょうかね。

 

そういう意味では、世の中って甘いですよね。

 

騙す側にとっては。

 

なんつって、あんまし関係ない話になっちゃったので、今回はここまで。