夜叉ヶ池@新国立劇場
今シーズン4席目のぺらぺらぺらお。
泉鏡花原作の「夜叉ヶ池」。
日本語のオペラは初体験というかこの演目自体が本日世界初演でした。
時は明治、ところは越前飛騨の国境。
龍神伝説に悲恋を絡めての伝奇オペラ。
作曲家、演出家の頭を「トゥーランドット」がよぎったはず。
池の姫様こと白雪はトゥーランドット。
鯉七蟹五郎鯰入はピンパンポン。
そして群衆の中で自刃する百合はリュー。
だがしかし。やんぬるかな。
そこに「Nessun dorma」は無かった。
一曲でいいんだけどなあ。一曲、帰り道に耳に残り唇をよぎるようなメロディがあれば、それだけでよかったのだけれど。
という訳で、帰りの車中で僕が聞いていたのは「桜の木になろう by 柏木由紀 featuring 押尾コータロー Live ver.(「ゆきりんワールド2」DVDからぶっこ抜いたヤツね)」でしたとさ。
それにしても柏木のソロライブ、圧巻だよなあ。
何がすごいって、柏木伝説のユニット曲「口移し(やっぱピンヒールでしたね)」「てもでも」だけでなく、「言い訳」「桜木」「フラゲ」等々シングル曲、そしてさらには、Team Bのアンセムでもある「初日」までもソロでやっちゃうんだもの。
で、どれも納得のクオリティ。
一言で言えば、「あたしにはもうあなたたちは必要ないの」でしょ、これ。
でもゆきりんまだ辞めないよね。まだAKBは利用価値あると思うよ。