A3を終えて少し脱力しているところ。
改めて聞き直すと、あれも言いたかった、これも書いときゃよかったという気持ちになっちゃうね。何か思い離れ難しというか。
このA3の初日は、2006年8月20日。メジャーデビューの吉報とともに始まったステージだった。
同年の12月には、Team Aの4人、浦野、平嶋、増山、渡邊が脱退者続出で人数不足に陥った新生Team Bに移籍することになった。
A3の千秋楽は翌2007年1月25日。と同時に「あゆ姉」こと折井あゆみがAKBを「卒業」した。年長でリーダー的存在だった折井の脱退は、メンバーに動揺を与えるとともに増山のTeam Bへの移籍を取りやめにさせた。
こう見るとAKB48の48ってホント後付けなのな。
Team Aは最初20人ですぐ21人になったでしょ。Kだって最初は17人だもの。Team Bも20人採ったのが、7人辞めちゃって、Aから4人回して17人にしようと思ったら、あゆ姉が辞めちゃって結局AもBも16人。その間にKも1人やめて16人になってたから、あれ、16人が3つでちょうど48人じゃん、てな具合だったんだね。
夢想するのは、もし折井の脱退がもう少し遅くて、増山がTeam Bに移籍していたら。
Team Aでは(少なくともDVDでは)目立たず、でもいつも笑顔で健気な姿を見せていた増山が、Bで別の花を咲かせていたのかもしれないなあ、とか。
というわけで、A3を最後に大人数のTeam Aは見られなくなってしまう。
当時シアターに通い詰めていたヲタの皆さんは、きっととても寂しい思いをしたのでしょう。幸い僕は、Team Bに移籍した(その名を改めまして)CinDyや平嶋の活躍を知っているから、そんな思いはちょっとだけで済んでいるけど。
ところでほとんどの日本国民にとって、AKBは「僕の人生に必要ありません。向こうも同じだろうけど(笑)」。
しかり。AKBを必要としているのは少数派なんですよね。
その少数派の大多数は今6周年記念公演の余韻にひたっており、興味を持っているのは「上マリ」をはじめとする新譜ラッシュであり、懸念しているのはますます過酷となる公演の抽選のこと。いや、大多数のファンの皆さんは、はなから公演に行くのあきらめているのかな。
それよか13期研究生はどうか、とか、はたまたSDNメンバーの去就とか、今からヲタになるなら乃木坂の方が甲斐があるかな、とか、そしてナンバと乃木坂に「はるか」がいないのは何故か、とかそんなことを考えてるんじゃないでしょうか。
少数派の世間はそんなこんなわけだって言うのに、こんだやっとK3だよ。
K3の初日は2006年12月17日。シアターのこけら落としからちょうど1年。A3の時も、実際の初日が8月で、ブログの書き出しも8月だったんだけど、なんかK3もそれに近いね。狙ったわけじゃないんだけどさ.
2006年。小泉純一郎が去り、ハルヒがテレビに現れ、41年ぶりに親王殿下がご出生遊ばされた年。
世間はまだAKBをほとんど知らない。
AKB48 Team K 「脳内パラダイス」公演、はじまりはじまり。