いやどうも、ロクゾーでございます。

 

チェイサー購入から約半年、運転にはだいぶ慣れました。

 

 

さらに言うと、今までのチェイサーは本調子ではなく、エンジン等の不調を抱えていました。で、つい昨日すべて改善しました。

 

納車された時点では以下のような不調がありました。

1.振動

 ⇒こいつは直列6気筒のため本来なら揺れるはずが無いのですが、

 アイドリング時に車体が大きく揺れる。エアコンを付けると更に悪化します。

 エアコンコンプレッサーの負荷に耐えきれていない様子で、

 エンジンルームを覗くとブルンブルン震えています。

 

2.加速のもたつき

 ⇒デコトラのマニ割りよろしく「ドドドドド」と音を立てながら、

 大きな振動と共に加速する。トルクが十分伝わっていない様子。

 

3.状況によりギアが入りにくい

 ⇒私の腕が悪いのも一因ですが、2速から3速での変速時に

 「ドカン」という音と共に勢いよくシフトが入る事がある。

 

4.ハンドルが直立にならない

 ⇒やや右に傾いた状態で直進する状況。また、後輪がややネガキャン

 (ハの字)になっており、頭が悪そうな車に…

 

 

「これこそが車だ!」と体に電撃が走り、一生付き合う覚悟で買ったこの車。

ですが、今年で製造から24年。あらゆる部品に経年劣化が付きものです。

「お前に俺を維持する覚悟はあるか?」というチェイサーからの

挑戦状かも知れません。いや、「まだ走りたい。助けて」というSOSか。

ならば、受けて立たなければ不作法というもの!その経過をお話ししましょう。

 

 

【対応1:ディーラーで診てもらう】

前車のフィールダーを買ったトヨタで診てもらいましたが、

チェックランプが点いていた訳では無かったため、

エンジン振動等は「年式相応」と言われ根本的解決に至らず。

 

いや、90年代のトヨタの高級車がそう簡単に駄目になる訳が無いんだが…

まあ、プロケア10という簡易点検でしたし、ディーラーも立場上適当な事は

言えないし仕方ない。整備士さんや部品の相談に乗ってくれる担当者さんは

すごくいい人なんですがね…。この件に関しては当てにしないで

他をあたりましょう。

 

 

【対応2:アライメント調整】

専門店で4輪のトー角、キャンバー角等を調整してもらいました。

 

その結果がコチラ↓

後輪のネガキャンが見事改善されました。(前輪は元々直立)

経年で後輪のバネがへたり、後ろの車高が下がる事で発生していたとの事。

 

また、ハンドルも真っすぐになりました。左後輪が本来とはあさっての方向の

右を向いていたとの事で、調整前の事象ともピタリと一致します。

(車体後部が右に流れようとするので、ハンドルを右に切らないと直進しない)

 

 

 

そしてここで、そのお店のご主人からありがた~いアドバイスを頂きました。

「確かにこれはエンジン不調ですね。

本来のチェイサーは2Lのエンジンでももっと速い筈ですよ。

エンジンが失火しているのではないでしょうか。

プラグやイグニッションコイルを交換すると改善する場合があります。」

 

…なるほど。私も存在自体は知っていましたが、

車に詳しい人にとっては基本中の基本の部品ですね。

でも、その基本が大事な事があります。

という訳で、まずはプラグから交換しましょう。

 

 

【対応3:点火プラグ交換】

点火プラグは、エンジンの気筒内に火花を散らして

ガソリンの混合気に着火するための部品です。

 

家の近くにパーツ取付専門店(しかもこの年代の車に精通していそうな!)

があったため、そこに依頼しました。

 

作業してくれた方からの情報は以下のとおり。

6気筒のうち、4番と6番のプラグが最も劣化していた。

そのせいで、その2本はガソリンまみれだった。

 

…ほほう、その2本のプラグが失火していたと考えれば、

アライメント店のご主人が言っていた事にも一致しますね。

 

がしかし、しばらく乗ってみましたが

振動が10~20%程度減少した程度で改善せず。

…プラグを交換しても改善しないという事は、

プラグのせいでイグニッションコイルもお亡くなりになっているのでは?

 

 

 

…という事で、長くなるので次回に続きます。

最終的に治る事は冒頭でネタバラシしていますがね!

(『分割して記事数を稼いでいる』なんて言わないで!)

 

それでは今回はここまで。ご覧いただきありがとうございました。