先日、娘は長岡花火を観に行った。
新幹線で行くと言っていたから、安心して送り出した。
可愛くてたまらん
Photo by 娘ちゃん
花火を浴衣着て観に行くって娘ちゃん。
毎日浴衣を着る練習に付き合った。
夕食が済んだ後の練習は、とても楽しい時間だった。
いつも夕食はダンナと娘と私、3人で食べる。
数年前までは、ここに息子もいた。
子供たちが小さい頃が懐かしい
夕食を作っている時、二人は顔を並べて、私の手元を見ていることも。
時々つまみ食いをさせると、めちゃ喜んでいた。
働きながら子育ては、大変だった。
早く子供たちが大きくなってくれないかな~って。
もう、あの頃には戻れない。
子育てなんて、私の人生のたった数年。
もっと楽しめば良かったな。
時々娘からLINEで
「今日は夕ご飯いらないよ」
って送られてくる。
自動的に、その日の夕食はダンナと2人になる。
今ではすっかり慣れたけど、当初はなんだか老後の練習をしているみたいだった。
子供たちが巣立ったら、こうやってダンナと2人で過ごすんだな~
家族揃って賑やかに過ごしていたから淋しいな~
私は一人暮らしをしたことがない。
もちろん、家族が出掛けて一人過ごす日もある。
抑圧された日々から解放された気持ちになり、ワクワクする。
自分だけのために、美味しい食べ物そろえて、ビール飲んで、好きなようにテレビ見て、トイレの扉も閉めないし、お風呂上りも開放的に
もしも一人暮らしになったら、実際は淋しいだろうな~
話し相手が居ない。
さほど夢中になれる趣味もないし。
夜、眠れない時にあれこれ考え始めると、泣けてくる。
ダンナが膵臓がんと告知されて、頭に浮かんだのは
(私はいつか一人ぽっちになる・・・)
という不安と恐怖。
ダンナは抗がん剤の不安と恐怖だったのでしょうが、生き残る予定の私としてはアレだ。
もちろんダンナは膵臓がんでも治ると信じてる強者。
私の予定では、私の方が先に逝って、ダンナは子供たちにウザく思われ、面倒かけながら生きてボケて、なんでママはパパを置いていくのよ、って。。。
・・・・・
若い頃と違い、こういうことを考える年齢になったのね。
ダンナだって、まだ生きてるし、先のことは誰もわからない。
ダンナのおばあちゃんは100歳まで生きていた。
自分もあっちへ行きたいと思って、息を止めてみたけど、苦しくなってやめたって
まさか100歳まで生きてるなんて、思っていなかったって。
私は、、、さすがに100歳まではアレだけど、どんどん変わっていく世の中を見てみたい気持ちと、ついて行けるか不安な気持ち。
はぁ・・・
今日は3人で何食べようか・・・
将来の現実を考えることを避けちゃうけど、今の現実を考える毎日が、ずっと続きますように