子供の頃、テレビで生物の心臓が動く回数は、生涯決まっているっていうヤツ見た。
私は、その番組を見て以来、わりかし本気にしている。
小動物は小さくて、心拍数が多い。
大きな動物は心拍数は少ない。
心拍がゆっくりな動物は長寿なんだって。
人を含めて、生涯の心拍数って決まってるらしい。
だとしたら私はダンナより、生涯心拍数は遥かに多い。
この3連休。
そう、月曜日のこと。
心拍数が爆上りした。
以前ブログに登場した、ダンナの美容師の友達。
月曜日にダンナはこの友達と午後1時頃からの昼飲みへ。
私は仕事。
気になって、3時半頃ダンナにLINEをしてみた。
・・・・・既読にならない。
ふざけんな
仕事が終わり、買い物を済ませ家に帰る。
電話をしてみたけど出ない。
時間をおいて何度も電話をするけど出ない。
やってくれてんな~
夕食を作り始めた6時過ぎ、玄関から音が。
ダンナが玄関の壁にぶつかって穴開ける。
そのまま廊下に倒れこむ。
あちこち転んでケガをして血が出ている。
嫌だ~
お気に入りの中折れハットを被っていない。
眼鏡は?
ボディバッグは持っている。
財布
スマホ
入ってる
靴を履いて
いない
じゃない!
何考えてん!
も~死んでてもおかしくないじゃーん。
いろんなところケガして血が出ている。
何度か連絡をやり取りしていた、友達の奥さんからLINEが来た。
タクシーに乗った時は、帽子を被って靴も履いていたって・・・。
ダンナの応急処置用にドラックストアへ行く前に、家の周りを車で走っていたら、歩道に靴と帽子が置かれていた。
(イヤだ~ダンナのじゃん)
拾ってから車をUターン。
タイヤで何か踏みつけた感触が。
(イヤだ~ダンナのじゃん)
眼鏡だ。
ダンナは普段から、抗がん剤の副作用で、足に痺れがあり、歩行が不安定気味。
酒に酔えば、まともじゃなくなるのは本人が一番わかるでしょーが。
タクシーに乗ってから、気が緩んだのだろうか。
タクシーの中で靴を脱いだ?
家の近くでタクシーを降り、運転手が帽子と靴と眼鏡を歩道に置いた?
そして、あちこち転びながら家の玄関まで辿り着いた?
傷の手当をしている最中、痛がるダンナ。
泣きたいよ。
私は。
ここまで頑張って来たじゃない。
息子や娘も。
あなたの実家の家族も。
私の実家の家族だって。
膵臓がんと知って、すごくショックを受けて。
この先、どうしようって。
あとどのくらい生きれるのかって。
悲しくて苦しくて不安で。
なのにさ、何よこのザマ。
こんなことで人生を奪われていたかも知れないのよ。
ダメだよ。
ちゃんと膵臓がんでアレしなきゃ。
月曜日のこと、今思い出してもドキドキする
私の心拍数・・・
酔っぱらいたい理由があったのだとしたら、私に直接言ってみー