ダンナが受け始めた抗がん剤治療、フォルフィリノックス療法。
ダンナが「いつまで続けるんだろ」っと、治療を始めたころはよく言っていた。
今では、あまり言わなくなったけどね。
なんとも言えない体のだるさなど、覚悟はしていたけど、辛かったのだと思う
そして、中途半端に抜け落ちた髪の毛。
実はダンナには、これが一番キツかったようだ。
ダンナは、すい臓がんになる前から、家に居る時は、私よりも鏡をよく見る。
このナルシストが!
抗がん剤で髪が抜け落ちたので、帽子を被って出掛けるわけだけど、変じゃないかな?とか、オレ、がんだってわかっちゃうかな?とか、見た目を気にする。
無理もない。
おまえはナルシストだからな~
「いつまで抗がん剤続けるんだろ。。。」
ダンナがそう言うたび、私は
「いつやめたって、いいんだよ。やめる?」
「いや、大丈夫。続ける。」ってダンナ。
「延命のための抗がん剤治療で、治るわけじゃないからね。」
「いや、わかんないでしょ、オレは治るかも知れないし。」
あんた凄いわ
そして、現在も抗がん剤治療は続いているのだ。(今は違う抗がん剤です)
しかも、フォルフィリノックス療法をはじめて半年後には、しっかりと髪の毛を取り戻したのです!
以前のダンナと遜色なし。
先生も驚いていた。
私は抗がん剤治療はしたことはないけど、こんなにがんばれるか自信はない。
少しでも、だるいと気分も落ちるし、やる気もなくなる。
ましてや働き続けることなんて、考えられない。
それに比べ、ダンナは以前と変わらず仕事も続けているし、がんばり過ぎない前向き
今日はダンナに食べたいものはないか、聞いてみっか。
作るかどうかは、知らんけど。