なんかもうね。あちこちで
みんなが素晴らしいレポートしてくれてるから
レポートを書くつもりではなく
思いつくこと とりあえず綴りたい

Gロッソ最期、最期だったんだ。なんだか嘘みたいにあっという間で。


でも、確実に舞台の上の彼らは
舞台での演技に力をつけてきててくれて
もうね、凄い。ぼけーっと日常生きて来た自分が恥ずかしい位。
ほんとに凄い迫力な上にさらにちょっとした余裕さえ見えた…
あれぁ こりゃあ …力、つけたなあ…!!!!


桃李の殺陣。。
長い足を持て余し気味に見えた前作とは見違える力強い殺陣も
最後は更に骨太さに鋭さを増し
外道衆に繰り出される高い高いキックの後の動き!
ケツ太っ!!! 逞しいなんてもんじゃない、こええよ桃李!
でけえ!!! ちょっと本当に驚きました
なんとなく、次の仕事でも鍛えたという話が頭をよぎりました
余裕出るわけだ…!!

圭ちゃんも負けじと男臭い演技を魅せてくれました。
この人は多分源太のようで源太じゃないんだけどものすごく源太でした。
んもう、圭ちゃんにしか出来ない源太が僕のハートをガッチリキャッチ!
(圭ちゃん、ハートキャッチプリキュアも美て下さい。
 そして新戦士を是非応援してください)
圭ちゃんの繊細なセンス、デリケートな優しさが
真っすぐで一本気で無骨とも言える源太に
とても人間らしい暖かみを加えてくれたと思います。
まさに役に命を与えた、そんな立派な役者・相馬圭祐のこれからの仕事が凄く楽しみです。
あと文筆業も。。ブログ面白過ぎだろう!!


ばっちは本当に、最初っから素晴らしく、最後までこの人には感謝しっぱなしでした。
ずっと変わらず皆の先を切って華麗にひっぱってくれた人。
この人がいたから安心して見れた。この人のクオリティが
皆を高みに引き上げてくれた、そして最後はこうして…
ばっち兄さん、みんな肩を並べて眩しいです!!!
兄さんのキラキラ輝く殺陣、抜群のセンスは誰にも真似が出来ません
ありがとうばっち!妙な空気さえ笑いに買えてくれるばっち
力技のアドリブに毎回楽しませて頂きました
ばっちにしか作れなかった「ウザやか流之介」。
本当にありがとう!!!


凛ちゃんはやっぱり一番人間臭い女性で、
茉子としてより凛ちゃんが完全に勝ってた千秋楽でした。
んもうね、ずるいよ。丈瑠助ける場面で声がもう泣いてるんだもん、
TV版ではそうでもなかったつか、人見さんが色っぽい大人の姐さんだったから
あまり見えてこなかったんだけど、らぶ凛茉子はグっと少女でしたね。
意外とね、ボンバーの名を欲しいままに活躍した凛ちゃん。
毒舌なのも泣き虫なのも総ては彼女の人間くささ、
動物らしさと言い換えても良い彼女の資質によるもの。
いつも感情を、欲望をまるで隠さない
むしろ精一杯アピールする彼女に総てが繋がる気がしました。
丸裸でゴロゴロ転がる彼女はまるで…なんだろう。
ロックな生き様と言ってもいいのかもしれません。
でも、ほんとにあまえんぼですごく泣き虫なんだろうな
年下のすぅちゃんににヨシヨシハグされながら
泣く凛ちゃんを見て
TV本編で「(殿様じゃなくたって丈瑠自身に積み重なって来たものは)
 『ちゃんっ…と、あるよ?」
て言った、あの感じが、「凛ちゃんの茉子」なんだろうなと思い出しました。
大泣きしつつ叫んだ
「このシンケンジャー6人はっ!、
きっと…どこかで生きてますから!」って(そりゃ生きてるよ!)
開場を泣笑いの渦に包んでくれた「敢えてのボケっぷり」も彼女らしかったです
ありがとう姐さん。本当にお疲れさまでした。

それからすうちゃん。
一番年下なのに、一番動じない不思議な空気感を持った彼女
挨拶はいつも天然に見事にボケてくれたけど、それもある種の安心感を生みました
すぅちゃんがマイペースで微笑んでいてくれるから
なんとなくホッと出来る癒しの空間が生まれたと思います。
そしてなんといってもあの瞳!ことはの愛らしさと言ったらなかったです。
桃李になってことはに「殿様!」って呼掛けて欲しい!何度思った事か。
軍平のように「…可憐過ぎる!!」と思わず漏らした事か!(心で)
「おさかなやろか」
「おすしやさん、おちはった!」
「おかあさんになったてことですか?」
いつもボケのようなツッコミをいれてくれたことは
それは優しい説明にもなっていて
でも決して厭味やうざったさがなかったのは
すぅちゃんのあの声。あのスっと耳に馴染む京都弁のおかげだと思います。
ほんとにこの一年すぅちゃんが大好きだったよ ありがとうことは!

それから勝吾。
もうね、この人と千明のシンクロ率MAJIDEぱねええええ!
千明が勝吾なのか勝吾が千明なのか
青臭いプライドと純粋な成長心
現代っ子らしいクールさ
妙に物わかりの良い賢さ
千明が突っ込まないで誰がツッコむ!
誰よりも熱くて誰よりも色んな事解っててでも誰よりも劣ってて
少しだけ抱えた寂しさモドカシさ苛立ち
甘酸っぺえええ!あまずっぺえよ千明は!
竹内さんの動きも相まって、
誰の心の中にも住む「少年」を具現化したようなキャラでした。

前にも書いたけど
「本気で思ってるんなら マジで馬鹿だな!」
って言い放つ そんな彼の中の「出来ない哀しみ
でもそれを握りつぶして走り出す強さ。それは…若さだな
あああ、ちきしょー青春だぞ千明!

そんで勝吾がまた器用で良い子なんだなこれが。
ちょっとセンス微妙なポエマーっぷりが好きだ。
これさ、笑われても可笑しくなくね?ぶっちゃけた話。
なのにこの人負けないよ。ひとつひとつ凄く真っすぐ。
愛されたいキモチまるごと見せて来る。
なにこの子犬!子犬ですかこの人は。
どんな大人になるんだろう。一陣の風の様に走り抜けてく彼。
とにかく勝吾のこの年齢、この時期に
この役を演じてくれた奇跡に感謝します。




舞台は、驚く程の気迫と楽しいアドリブに彩られ
圧巻だったのはやはり丈瑠の雄叫び

今まで見た数回は
「いや!終わりなんかじゃない!」
だったんですよ

何回も足を運んできたけど、凄く印象的な台詞、シーンです。そこが千秋楽は

「ふざけるな!終わりなんかじゃない!」

そう言っていたんです。
他の人のブログでも確かめました、
確かに「ふざけるな!」に変わっていたんです。

そして
「俺はこの仲間とだから闘って来れた!
お前達との絆が、俺に諦めない力をくれた!うぁああああーーーーっ!!」

に続くんですが

色々調べましたが、どうやらドウコクの方も
シンケンジャーもここで終わりだ!」→「ついにシンケンジャーも終わりだ!」
だったみたいです。千秋楽らしさが出てますね。

それと、多分TV版最終回があった日の桃李は
「俺はこの仲間とだから闘って来れた!」→「俺はお前らとだから闘って来れた!」
だったのかな。スミマセン証拠はないです。寄せ集めと脳内ソース。
自分が見た中で少なくとも一回は「お前らとだから」って言ってた。
流之介のアドリブに「これからもよろしくな」って応えた日が
確か最終回の日だったから、同じ日だったかなという予想。。
どうだっけ…うわああ詳しく日記かいとけばよかった、、
脳内記憶は消えてゆく……!!

兎に角、最期は桃李、声が枯れる事も無く、
しっかり力強いとびきりの雄叫びを聞かせてくれました。
あれは~~、着いて行くわ! ボスの雄叫びだわ!!THE BOSS!!
あれは流石に主役をはっただけの器だよ。うん。
只一人の、主役。会場中の「俺達の殿様」でした。


思えば「へっぴり腰」「足がもたついている」等と
一部で酷評された秋の舞台。
TV撮影では「お前なんか使い物にならない」と言われたこともあった桃李。
撮影所に行くのが厭で痩せる程悩んだ日々もあったそうですね。
でも彼は逃げなかった。
銀幕BANG!のダンスも苦手乍ら必死に練習を重ね
時間のない中あそこまで立派に踊ってみせてくれた。
本当に限られた時間だから流石にばっちには敵わなかったけど
もっと時間があれば、ばっちにも引けを取らない程に
成長してくれたかもしれません

正直、最初は「この人は不器用なんだなあ」
って思ってたんです。ごく単純に。
同じデビュー作の勝吾が器用だったせいもあって
殺陣のキレなんかも、、「ああ、頑張ってるな」ぐらいに。
福沢さんのレッドが神懸かり的に格好良いだけに
生身は…「がんばれよ!」ぐらいに。。ホント、客は気楽なもんです。

それがこの変化ですよ。劇的な変身です!!!
まさかここまで!!ですよ。本当に。
どれだけの努力があったんでしょう。
どれだけの汗と涙があったのでしょうか。
諦める事無く。あそこまで見事な殺陣を魅せてくれる様になるなんて。
滑舌が悪いとか言われ続けた彼の演技が
ここまで熱く力強いものになるなんて。
舞台の上で、間違いなく彼はヒーローでした。
福沢レッドの孤高の殿、気品溢れるレッドよりもっと、泥臭い、
影武者という十字架を曝け出した上で立ち上がったその姿は
桃李だけのシンケンレッドでした。
誰よりも重い、誰よりも強い。
皆の心を集める、たったひとりの殿様でした。

舞台の上で華麗な変身を遂げた姿を見ながら
ああ、桃李はやっぱりスターなんだなと
ひれ伏したくなる様な誇らしい様な不思議なキモチになりました。

最期の舞台だけど、別れを惜しむキモチよりずっと未来を感じさせてくれた
明るさが印象的な桃李でした。
たぶん、何度も「別れ」「区切り」を経て来て、
彼の中で「シンケンジャー」は何一つ思い残す事無く
見事な「ステップ」となっていってるのでしょう。
そして、未来へ。
彼の次の仕事が本当に楽しみです。




それから…最期の挨拶…………

これはまた改めて。