犬を見る | 徒然日記

徒然日記

日々思うことを綴ります。

うちの犬、メス、もうすぐ10歳、犬嫌い。


すれ違う犬に、ガルルルと攻撃していくので、

犬を押さえるのが腕力的に大変だったのと、

しつけのできていない犬の飼い主と見られることが嫌だったのと、

相手に迷惑をかけたら謝らなくちゃいけないけど、私は悪くないから謝りたくないし、


犬が悪いのよ~

この犬を選んだダンナが悪いのよ~

(^_^;)(^_^;)


うちの犬がどうして威嚇していくのか、

は考えずに、

威嚇をやめさせるにはどうすればいいのか、

を考えてばかりいました。

その結果、叱って悪いことは止めさせるという方法がいいことだと思って、その方法をとっていました。


犬嫌いの犬を散歩させるのは、本当は大変でしたが、

犬の飼い主が、散歩を大変だなんて思ってはいけないと、

自分の気持ちも見ようとはしていませんでした。



自分のことを振り返って、

犬にも当てはまるところは大いにあるのではないかと思うところ。

私の推測ですが。


私は人と意思疎通ができなくて、人嫌いでした。

アダルトチルドレンを自覚して、回復しようとしたのは、

人と意思疎通がしたい、人とかかわりたい、と思ったから。

どうしてそう思えたのかというと、

過去に人とかかわって得た心地よさがあったからだと思うのです。

もう一度、また心地よさを味わいたい、と言う気持ち。

そればかりではないんですけど。


うちの犬は、生後一ヶ月で家に来ました。

ブリーダーで、どのように過ごしていたのか、わかりませんが、

おそらく、親兄弟と充分触れ合って、犬というのは怖がる対象ではないと、経験することなく家にきたのではないかと思うのです。

犬と一緒にいて心地よさを体験したことが、あまりにも少ない。

私が犬は怖くないと教えようとしても、限界がある。

犬の記憶力はすごいです。

その状況と快不快を結び付け記憶するのは、人間並かそれ以上の能力があります。


そう思うと、うちの犬に犬好きになれと思っていた私、

どんな犬とも上手にすれ違えるようになれることを目指していた私、どうなんだ?


今は、相性の悪い犬とは可能な限り距離をとり、

けん制しあいながらも、まあまあすれ違える犬とはそれなりの距離をとり、

うちの犬の威嚇を無視する犬とは、かな~り近づくことができるようになり、

それでもガウガウしますが、私が犬を叱って矯正しようとすることはなくなりました。


すっげ~語ったな、私にしては(笑)