宅急便の中身
どうも、ライター海江田です。
お昼を食べていたら、玄関からピンポンの音。
宅急便が届いた。
小さな荷物を開けてみると、中にはTシャツが一枚きり。
そのほか、紙切れひとつ入っていない。
送り主は分かっている。
4月のダービーで、「REAL TOKYO」のでかいダンマクを出した首謀者からだ。
25日はこれを着なさい、ということか。
過日、別の人を通じて小耳にはさんだ話では極秘プロジェクトだそうだから、デザインなどの詳細は伏せる。
もっとも、ポルトガル語でどうのこうの書いてある部分は、さっぱり理解できなかった。
また、当日はどでかいのを用意していると聞く。
どのように仕掛けるのか楽しみだ。
こういった取り組みに対する僕の率直な感想。
「さすが、気合いの入り方が違う!」であるとか、
「ダービーを盛り上げるために、えらいな」というものでもなく、
「チームの後押しとなるだろう」といった型どおりの展望でもない。
Tシャツを広げ、「この子ら……アホやな」と立ち尽くす。
彼らが行動する源には、損得勘定がない。
ただ、FC東京に勝ちたいがため、ダービーに向けてせっせと準備を励む。
そんな人間がほかに何人もいるのだろう。
いよいよ、あと二日だ。
今日はここまで。
それでは。