野上豊一郎 ー小説家・野上弥生子の夫ー | 近代名士家系大観

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ー明治大正昭和という時代に成立した特権的な階層=旧皇族、旧華族、旧財閥、中産階級(ブルジョワ)、あるいは地方においては幕藩体制下から続いている支配階層といったあらゆる勢力が、婚姻や養子縁組によって綯い交ぜになり形づくることになった途方もない門閥地図ー

野上豊一郎

明治16、大分、野上庄三郎長男

東京帝大英文科卒

文学博士

法大教授、同学監、同総長を歴任


妻・ヤエ

明治18、大分、小手川角三郎長女

明治女学校卒

小説家、筆名、野上弥生子


男・素一

明治43

東京帝大言語学科卒

イタリア文学者、ローマ大助教授、京大教授


男・茂吉郎

大正2

東京帝大卒

九州帝大理学部助教授、東大教授

婦・マサ子

東京、高野岩三郎長女


男・耀三(後述)


野上耀三

大正8、野上豊一郎男

東京帝大卒

物理学者、東大教授


妻・三枝子

大正11、英語学者・市河三喜

東京女子大卒

参照・市河三喜

http://ameblo.jp/derbaumkuchen/entry-12055805406.html


女・三千子

昭和21

東大哲学科、同大学院各修了

埼玉大学名誉教授、NHK経営委員

東京水産大学名誉教授・長谷川晃に嫁す